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魔王から勇者に転生したのでハッピーエンド目指して頑張ります 1
「おいおい、醜いなぁ勇者よ」
太い声で洞窟に笑い声が響く
「今日こそお前を殺ってやる!」
声の方を見るとそこにはボロボロの勇者が息をくし、魔王を睨めつけながらフラフラな足に力を入れて立っていた。
「貴様なんぞがいくら足掻こうと無、駄…」
『無駄』そう言った瞬間魔王の目の前にいた勇者が消えた、それと共に魔王の首も姿を消した。
口をカッポリあけ草原に立っている美少女が居た。
「は?ここは…俺様は勇者と…」
手を前に出し魔法の名前を叫ぶ
「テレポート!」
何も起こらない。美少女は怒ったように足をドンドン鳴らす。
しばらくしてとある事に気づいた
「魔力が練れん、体も華奢だ」
そう、彼女は紫髪のロングヘアにパーカーを着ている。スタイルはとても良く容姿もとても整っている。
「地理を覚えておいて良かった、近くに村があるはず、」
美少女は近くの村を目指して走った。
村に着いたがヘトヘトで今にも倒れてしまいそうな美少女を見て1人のおじさんが
「おい、そこは危ないぞ」と声をかけた
人に話しかけられ美少女はびっくりしたようにおじさんの方に手をかざす、だがその瞬間バタりと倒れてしまった。
目が覚めた美少女、美少女を心配そうに見る村の人々、美少女は思わず声をあげ驚いた
「うわぁ!来るなぁ!」
村の人々は顔を合わせニコニコし始めた
すると1人が
「元気になって良かった、良ければ村を案内しようか?」
と優しげに声をかけた、美少女はびっくりしながらも「…うん」と頭を縦に降った。
街を回っているとおじさんが岩に刺さっているひとつの剣を指指し
「これ、勇者が役割を放棄したんじゃよ」と寂しげに瞳を揺らし語った。
しばらく沈黙が続いた後
「俺を倒した後…」
と呟いた。
それを見たおじさんが不思議そうに美少女を見つめる。
「あぁ、すまんこちらの話だ」
おじさんに気づいた美少女が申し訳ならそうし謝罪の言葉を述べる。
その夜美少女が剣の所に行き、
「これはリベンジマッチの券を神が恵んでく れたのだな」と静かに言い剣を抜いた。
夜が明け朝になり村人達が起きて真っ先に美少女の部屋に向かった、剣と見つめ合っている美少女を見て村人達は声を失った。
みんながざわめく中1人のおじさんが
「名前は、お名前をお教え下さい、勇者様」
と言った。
美少女は剣を前に突き出し一言
「ラプデ、勇者ラプデ!魔王を倒す者だ!」
村人から歓声が鳴り響いた。
おまけ
次回から本気出す、だけ、です!