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天獣を失い、冥王が大幅に削がれた今、優位に立ちつつあった。透、朱音、白川は、冥王を追い詰めるべく力を合わせて攻撃を仕掛ける。しかし、その中で一人、白川だけは異様な雰囲気を纏い始めていた。
「白川、何かおかしい…」透が気づき、呟く。
白川の目には狂気が宿り、呪力が体中を覆い尽くしていた。その姿は、もはや特別部隊の一員としての冷静さを失っていた。
「冥王…もうお前には何も残っていない。今度こそ…消し去ってやる。」白川の声は低く、凍りつくような響きを帯びていた。
憎悪が、白川を狂わせていた。彼の術式は限界を超え、暴走を始めた。呪力が白川の体から溢れ出し、空間を歪め始める。
「白川!それ以上は危険だ!」朱音が警告するが、白川は耳を貸すことなく、呪力を増幅させ続けた。
「俺が全てを終わらせる…誰にも邪魔はさせない!」
「白川、やめろ!それ以上力を使ったらお前自身が…!」透が必死に呼びかけるが、白川はすでに制御を失っていた。