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【禁止令】: knsm
sm視点
kn『まだー?』
sm「むり」
kn『もう俺限界なんですけど』
sm「まだ1日しか経ってないだろ」
あの約束をして約1日。
もう ”約” とかつける必要もないけど。
所謂夜のお話で、俺から無理やり取り付けたもの。
毎回、止まれと言っても全く止まる様子のない彼。
その都度 でろっでろ に溶かされて事後から翌日にかけて動けなくなる。
だから ”セックス禁止令” を出したのだ。
それなのにも関わらず、
kn『しよ?』
sm「しないって言ってるだろ」
kn『俺もう無理なんだってば〜…』
sm「ひとりでやれよ」
kn『…キスだけ!』
sm「はぁ…?」
kn『良いでしょ、ね?』
sm「まぁ、そのくらいなら…」
そう口にした瞬間に一気に距離を詰められる。
驚きのあまり ぎゅっ と目を瞑ると、優しく口付けを落とされた。
ちろちろ と唇を舐められて彼の胸板を押す。
sm「キスだけって言っただろ」
kn『キスしかしてないじゃん』
kn『あと、唇乾燥してたから潤しといたっ』
人差し指の腹を俺の唇に押し付けて にやにや してる奴の手を振り払い彼の元を離れる。
kn『ねぇ…もうちょっと、しよ?』
sm「…ちょっとだけだからな」
そう言って彼の元に引き返すと、腕を引かれて胸元に飛び込んだ。
kn『ここ寝転がって』
sm「それ必要?」
kn『超大事』
言われるがまま横になると、彼は俺に跨って首元に顔を埋める。
sm「ぉいっ…キスマは聞いてない」
kn『でもキスしかしてないでしょ』
sm「そう、だけど…」
わざと音を鳴らすようにして吸い付いてくる。
これだけで満足してくれるならと思い好き勝手やらせていった。
kn視点
白い肌に赤い花を咲かせるのが楽しくて、どんどんつけていく。
ふと顔を上げて彼の表情を伺うと、どこか違うところに意識が向いているようで少し頭にきた。
服を捲ってお腹にキスを落とす。
sm「ぉ、おい…っ!」
kn『キス以外してないじゃん』
sm「ま、まぁ…でも、っ」
なんだかんだ言って結構許してくれる。
ここまで来たらその気にしたもん勝ち。
もうちょっと、なんて言葉は簡単に信用しちゃいけないんだよ。
少しだけ彼のスウェットと下着を下ろして、下腹部にキスを落としていく。
sm「そこはっ、さすがに…」
上半身を起こした彼を黙らせるためにもう一度深く口にキスをする。
sm「これ、以上はっ…」
kn『やだ、もっとしたい』
彼のモノを露わにすると、わざとらしく音を鳴らしてモノにキスをする。
いつもは逆だけど、たまにはこっち側もいいかも。
竿から亀頭まで余す所なく繰り返していく。
sm「やめろ…ッ、 」
kn『硬くしてるのそっちじゃん』
sm「だれのせいだと…っ」
kn『ん、ありがと』
そう一言残して起き上がる。
そのまま扉に手をかけた。
sm「ねぇ、…っ」
kn『なに?』
sm「つづき…しないの、?」
kn『禁止令出されてるし』
sm「もう、っ…いいから」
kn『なら、遠慮なく 』
本人もここで折れたらだめだなんてわかっているはずなのに。
しっかりと本人からの許可を得たところでソファに移動する。
我慢汁を指で掬って後孔に宛てがうと、彼は ぎゅっ と目を瞑り片手で口を隠した。
sm「ま、っまだ…?」
kn『待ってる顔が可愛すぎて、』
期待で胸がいっぱいになっているであろう彼のナカに指を沈めた。
漏れ出す声に俺の下半身がいきり立つ。
sm「んッ…ふっ…ッやだっ…♡」
kn『気持ちいいだけでしょ』
少し解れてきたら指を増やして しこりを抉り出す、その繰り返し。
sm視点
sm「ッぁ”、あ”っッ…や”ッあ…♡」
kn『してくださいって言ったのスマイルでしょ?』
sm「ひ”ッぁ、っあ”…ッんっ、ん”♡」
あんなこと言わなければ良かった。
何度そう後悔しても既に手遅れで。
そんな思考を遮るようにゴンゴン響くピストンが続く。
sm「ぃ”、くッ…い”くっ”、ぅ♡ 」
kn『いく?』
sm「ひッぁ”っ…ん”ッぅ”~~~~~♡」
勢いなく吐き出された欲は透明に近く、粘り気も薄い。
両手の指を絡め取られ、もう一度ストロークが始まった。
kn『俺も、あとちょっとだから…ッ』
sm「ッん…っあ”、ひ”ッぅ”~♡ 」
握られた手を強く握り返して快楽に耐えるしかない。
抵抗を出来る程の体力は残っているわけがなく、ただただ全身で快楽を受け入れる。
sm「ッお”れ、っおれ”、すき”ッ…?」
kn『スマイルのこと、好きだよッ?』
kn『ほんと、大好きっ…』
開いたままの口に熱い舌が侵入してきた。
それに答えるかのように舌を動かせば嬉しそうな表情を見せ、更に深い口付けへと変わっていく。
sm「んッ”~っ、ん”んッ”…ん”っ♡」
腰の動きを遅くする様子もない彼をうっすら睨んだ。
こんなの、耐えられるわけない。
欲が先まで駆け上がってきて息苦しくなってきた。
彼の舌を押し返そうとも更に絡められてしまい、どんどん苦しくなってくる。
sm「ッん”、ん~ッ”んっ、ん”んっッ♡」
kn『ん…っ、…ッ』
sm「ん”ッ、ん”ッ、んっ”~~~~~ッ♡」
kn『はッ…っぁ…ッ』
逃げ場のない快楽に身を預けて絶頂を迎えた。
それと同時に口を離すと彼の表情が歪み、薄い膜越しに どくどく と欲を吐き出される。
kn『ぁ〜…まじ、最高』
sm「ッはっ…ッ、ばかっ…ッ」
kn『苦しかった?』
sm「あたりまえっ…ッ」
kn『でも気持ち良かったでしょ?』
sm「…っ、」
kn『ん? 』
sm「…っやりすぎ、だからッ」
kn『気持ち良かったよね?』
sm「だからッ…やりすぎッ、だって」
kn『気持ち良くなかったの?』
sm「ッ…っ、」
sm「ょ、かった…ッ」
kn『あー可愛い、可愛いなお前』
キモイぐらい口角を上げて頭をぐしぐしと撫でられる。
まぁ、こんなのも ”たまには” いいかも。