テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
(あれ?ここはどこ?学校?)
人の笑い声が聞こえる。
みんなにとっては平気な場所なのかも知れないがメンヘラは嫌いな場所だった。
「うっ!」
頭がすごく痛くなった。
「あれ?次は家?」
(おかしい…。さっきは学校のいたのに…。夢か薬の飲みすぎで幻覚を見てるのかもしれない。)
そう思っていると机の上にパンケーキが置かれていた。
(このパンケーキ中に薬が入ってるんだよね…。少し食べてもいいかな?)
メンヘラが手をさしのべようとしたら誰かがパンケーキを食べた。
「!?」
パンケーキを食べたひとを見ようとするとそれはメンヘラだった。
(なんで私がいるの?でもこの子私のこと見えてないみたい…。)
もう一人のメンヘラがパンケーキを食べ終わった。
(あーあ。気持ちよくなってるよ。でもこれってどこかで見覚えがあるような…。)
そんなことを思っているともう一人のメンヘラがポケットから薬の入ったボトルを取り出して飲んだ。
(あれ?これって…。もしかして…。)
またもう一人のメンヘラが今度は飴を食べた。
(きっとそうだ!あれは私の過去のことだ。間違っていなければ今度はクッキーを食べるはず…。)
そう思っているともう一人のメンヘラがクッキーを食べた。
(やっぱり!だってあの頃は薬のことを初めて知った時だったから。あの学校は私がAちゃんを操っている時のだ!)
もう一人のメンヘラがケーキを食べた。
(もう見たくない…。お願い覚めて…。)
そう思っていると目が覚めた。
(よかった…。やっぱ夢だったんだ…。でも懐かしいな…。)
メンヘラはそう思った。