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──牛沢の背がソファに押し倒される
「ちょ…待てって…ガッチさん …」
「 うっしーが乱れるとこ ちゃんと見せてよ」
ガッチマンの指がシャツのボタンを一つずつ外していく
冷たい指先なのに 触れられるたび火が灯るようで 牛沢の身体が勝手に震える
「くそ…お前ら ほんと容赦ねぇな」
上ではキヨが口元をにやつかせながら 牛沢の髪をかき上げる
「なにキレてんの さっきからずっと感じてんじゃん」
「感じてねぇっつの…ッ」
言いかけた口を塞ぐようにキヨの舌が滑り込む
味も匂いも息も キヨに支配される
「ほらほら うっしーのここ もうビクビクしてるよぉ?」
今度はレトルトが膝元に潜り込んで いたずらっぽく笑う
ズボンの前を撫でられた瞬間 ビクッと身体が跳ねた
「やっ…やめ レトルト…ッ そこは…」
「ええ声やなあ もっと聞かせてや」
三人の手と口と声が 牛沢をとろけさせていく
限界なんてとっくに超えてるのに 誰も止まってくれない
「なぁ うっしー 誰が一番気持ちよくしてる?」
「俺だよな? 俺のこと一番感じてんだろ?」
「うっしー 俺のことしか見たらあかんで?」
「しらねぇよ うるせぇ…お前ら 全員っ…ずるいんだよ…ッ」
泣きそうな顔で それでも声を漏らす牛沢が どうしようもなく愛しくて
三人はまだまだ 終わる気配を見せなかった
──この夜は まだ始まったばかり