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「あたり前ですよ!海に出る者の最低限の能力です!二人だって毎度漂流してちゃ海賊になんてなれませんよ
せめて航海士を仲間にするとか」
「ああそうする!!メシ食おう」
『お腹空いた~』
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FOOD FOO
「じゃ、この町でコビーとはお別れだな!
海軍入って立派な海兵になれよ!」
『コンパス…不安だな
でも、頑張って』
「はい…!!ありがとうございます
お二人も立派な海賊になって下さい、いずれは敵同士ですけど」
「そういや基地にいるのかな…あのゾロって奴」
ルフィが"ゾロ"の名前を出すと、飯所内に居た人達はセルフで吹き飛ぶ。
コビーは小声で「ここではゾロの名は禁句のようですね…」とひそひそ話した。
「さっき貼り紙を見たんですけど、ここの基地にはモーガン大佐という人がいて」
「「「「!!!」」」」
「え!!?」
「おお!!」
『ししっ』
もうゾロの名前は出しまいと、コビーが話題を変えモーガン大佐の名前を出すと先程よりも勢いよく倒れる客たち。
ルフィ達はご飯を食べ終えていたので、その店を後にしたがコビーにはまだ心残りがあるようだ。
「はっはっはっは
おもしろい店だったなーっおれ達後でもう一回行こうっ」
『ししっいいね』
「妙ですよ…!!ぼく、なんだか不安になってきました…!!
いつ脱走するとは限らない、ロロノア・ゾロの名に過敏になる気持ちはわかりますが
なぜ海軍大佐の名にまで怯えるんでしょうか!!」
「さあなーなんかノリで吹っ飛んじゃんたんじゃねェか?」
『あ、それだ』
「そんなわけないじゃないですか!!
ぼくはまじめに言ってるんですよ」
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海軍基地
「………!!」
「近くで見るとゴッツイなー
いけよ!コビー」
『がんばれ』
「で…でも、まだその…心の準備が…!!さっきの一件もありますし…
あ!ルフィさん!!」
「エマも来るか?」
『うん、ありがと』
「エマさんまで!!」
大きく聳え立つ海軍基地。塀にぴょんっとルフィが飛び乗ると、エマもあとを続く。
「魔獣はどこかなァ」
『海賊狩りのゾロだよね』
「覗いて見える様なところには居ませんよ。きっと奥の独房とか」
「いや!なんかいるぞ向こうに!!」
『多分、人だよ』
「ゾロって奴かも」
「え…!!」
エマ達は見えた方向へ駆けて行った。
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