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どもー✋次は3話です
あと話に関係ないけど第1希望の学校に受かって大喜びしてます🫶🫶
なのでこの作品も浮かれて毎日更新していくので良ければ見て行ってください!
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第3話 痛いの痛いの飛んでいけ
メイクルームで新人俳優に襲われている鳴海__▶
「ッ!やめッ…!」ギュッ
咄嗟に涙ぐんだ目を閉じた_
その時_ _
「おい」
「――何しとんや…」
関西弁の低い声が、部屋の空気を一瞬で凍らせた。
「…え、?」グスンッ
(…誰、だ、?)
涙が滲み、上手く見えない鳴海_
一方襲ってきた俳優は動揺しまくっていた。
「な、!??」
「なんで、先輩がここにッ?!」
慌てているのか掴まれていた手はスルリと外れた_
目を擦り瞬きした後に、
また目線を人影にやる。
すると撮影衣装のまま走ってきたであろう
保科宗四郎が立っていた。
肩で息をしている。
あの押し付けられた時になった音で駆けつけてきたのだろう。
いつも通りの顔、しかし完全に怒っているような口調。
「その人から離れてもらえますか。今すぐ」ギロッ
モブ俳優は一瞬言葉を失い、慌てて鳴海の顔を見たあと、言い訳を考える。
「い、いや、その……」
「無駄口はええです。出てってください。スタッフ呼ぶ前に」
声は丁寧だが、圧が凄まじい。
相手は舌打ち気味に部屋を出ていった。
静かになった空間。
保科はすぐ鳴海の前に来て、手首をそっと取る。
「…大丈夫か?…」
「ごめんな、気づくの遅なった…」
不安気に言う保科だが、顔は逆に怒ってるような顔だ
(こいつ、…)
(僕に情けを、?…)
鳴海に向けた視線_
「立てれるか?」
「…、」
(そんな、そんな、…)
(…このままだったら、まるで僕が弱いやつみたいじゃないかッ…)
鳴海は保科の手を除け払った)
「ん…、」ビクッ
「…触るな…、立つくらい、
一人でできる」ギロッ
「…」
唇を軽く噛み締めて俯く保科_
「でも、泣いとるやん…」
「は、」ポロポロ…、
言われた瞬間_
鳴海の何かしらの線が切れた_
言葉が沢山脳内でループする
「…僕は襲われてなんかないッ!、助けを求めてなんかいないッ!」
「だから別に助けなんぞなくても僕一人で立ち回れてた!!」
「…だから、、だからッ…!」ギュゥゥッ
鳴海が自分の拳を強く握る_
ムキになる鳴海を見てそっと口を開ける_)
「…、でも_」
俯いていた保科の顔が上がる_
「怖がってたんは、ほんとやろ、?」
「ッ!!…、」ビクッ
(…そうだ、そうだよ、…)
(痛くて、怖くて、離れたかった…)
(多分涙が出たのは、怖かったからじゃなくて)
(お前が来たから…安心して、)
(でも…)
「…だからッて、僕を助ける理由なんか、…」
保科は無言で近づいて
また鳴海の手を取る_
「……赤なってる。まだ痛むか?」
心配そうな目_
はぁ、
…僕はクズだな…
こんなクズを理由もなく助けたんだよな、
嫌だな、こんな僕…、最低だ、。
「…、」
「…今は、大丈夫…、」
「そか、」
「でも安静にしとき
応急処置はするけど、」
「家帰ったら絶対冷やしぃや」
「悪化するけんな」
部屋にある救急箱を持ってきて、手際よく冷却シートとテープで応急処置をする。
「…」
「…貼るで」
ふと顔を上げると保科が目に映る_
距離が近い。
「うん、」コクリ
さっきの後で
この距離_
「…、」
いい匂いがする。
「ちょい冷たいで、」
長いまつげ、整った横顔。
「うん」コクリ、
綺麗な衣装、モデルオーラ。
(……同じ人間なのに、住む世界が違う)
そんなことを考えてしまう。
僕とお前は別の種類の人間なのか、…?
(はぁ、悩んでる僕も大概おかしいな)
すると
ふと目が重なる_
「ん」
「どないしたん」
鳴海の頬が一瞬で熱くなる。
「ッ!///なんでもねぇよ…、///」
「?」
すぐに視線を逸らす鳴海__
(…はぁ、今日は散々だったな//、…)
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❥・•おまけ
その日、仕事が終わる頃には僕はくたくただった。
頭も体も重い。
帰りの電車でスマホが震える。
LINE通知。
――保科 #hosi_na★
《大丈夫か?
あんたのことやから無理してへんか心配やわ。笑 》
あー、そうだった。完全に記憶飛んでた。
怪我処置してくれてた時ついでに繋いだんだった、
僕は画面を見つめたまま、少しだけ指を止める。
(……でもこいつ、心配して)
_ _鳴海 #gen_narumi★
《大丈夫、痛みはさっきより無い。》
するとまた通知
「ッ、」
《良かった😁はよ寝てくださいね。》
《おやすみ__》
電車の揺れで肩が浮く_
前髪が長くて良かった、
だって、なんでか知らないけど。
僕、今、絶対、_
顔赤いからッ、_)
ひたすら鳴海の胸が高鳴り
暑くなっていたのは
考えなくても__:
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それじゃ👋🏻
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