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えーと…特に何も言う事ありません((
強いて言えば、最近塾の夏期講習の宿題とテスト勉強で忙しくて、学校の宿題に手がついてません。マジでヤバいです。なのに私は今小説を書いてます(?)
さてさて、甘々な第2話の始まりでっせー()
日本「はぁ…」
さっきはめっちゃ気まずかった〜…
というか、ちょっと笑われてたし。
そんな事を考えながら、朝わざわざにゃぽん姉さんが持たせてくれたお弁当箱を開く。
日本「わぁ…!」
お弁当箱の中身は思った以上に豪華で、彩りとりどりだった。
朝からこんなに作ってくれたんだ…
帰ったら、改めてもう一度お礼を言っておかないと…!帰れるか分からないけど。
ドイツ「日本?」
日本「あ、ドイツさん。こんにちは。」
弁当箱の蓋を持ったまま、軽くお辞儀する。
ドイツ「…?随分と豪華だな。」
ドイツさんはお弁当の中身を覗き込み、少し首を傾げる。
日本「はい。朝、にゃぽん姉さんが作ってくれて…。」
ドイツ「そうか。それは良かったな。」
あ、やっぱりだ。
この人強面で思われがちだけど、微笑むとめっちゃ優しそうな顔をする。
それも、ごく稀に。
日本「…」
ドイツ「どうした?」
日本「あっ、いえ!ドイツさん、微笑むと凄く優しそうな顔をするなぁって…!」
日本「でも…それもたまにだから、何か特別感あっていいなって!」
ドイツ「特別…」
ドイツさんは繰り返すようにボソッと呟いた。
そして、少し考えるような顔をしてからこう言った。
ドイツ「…そういうお前の笑顔は、普段は貼り付けたみたいな顔してる。」
日本「はっ…!?」
この人、しれっと失礼な事言った…
ドイツ「でも、稀に見せる心からの…太陽みたいな笑顔には特別感あるな。」
日本「…」
私は、何故か言葉が詰まってしまった。
こんな風に言われたのが初めてだったからか…?まあ理由はどうだっていいけど。
てか、太陽みたいな笑顔ってなんだ。
太陽…たいよう…?
上司「ドイツー」
ドイツ「あ、はーい」
ドイツさんは「じゃ」と言うように手を少し挙げて、去って行った。
日本「…なんだか」
不思議な時間だったなぁ…。
…それにしても。
眠い。とにかく眠い。
もう日が変わってるし…1時かぁ…と時計を見つめる。
日本「さっさと帰りてぇ…」
オフィスには誰も居ないようだったからか、安心して少し素の自分が出ていた。
????「あれ?日本?」
日本「っ!?」
扉の開く音にも気づかなかったなんて…
私ももう年か…。
イタリア「まだ残ってたんね?」
日本「は、はい…まだちょっと終わってなくて…イタリアさんは?」
イタリア「ioは昼間シエスタしちゃってたから普通に今やっと終わったんね!」
日本「た、大変ですね…」
何気ない会話をしていたつもりが、イタリアさんは急に顔色を変えて話し始めた。
イタリア「…日本って、意外とそーゆーとこあるんだね。」
日本「ぇ…」
思わず声にするはずもなかったのに、言葉でもない声が漏れ出す。
さっき、口悪かったとこ聞かれてたんだ…。
日本「…嫌いになりました?」
イタリア「いや〜?」
もっと深刻そうな顔をするかと思ってちょっと身構えちゃってたけど、良かった…。
でも、真剣そうな顔ではあった。
イタリア「…むしろ、日本の事。もっと好きになったかも。」
日本「へ…?」
予想外の答えが返ってきて、少し驚いた。
イタリア「なんかね〜?日本って、よく分かんないなって思ってた。勿論大好きだよ?でも、もっと知りたいなって思ってた。そして…」
イタリアさんはいつも見せないような顔をして、少し溜めてから言った。
イタリア「…そういう日本も。どんな日本も…
好きだなぁって…。もっともっと知りたいなって…」
最後まで言葉を出した時には、顔が真っ赤に染まっていた。
日本「イタリア…さん…?」
イタリア「えっ、あーごめん!何言ってんだろね…!きっ、気にしないd」
私はイタリアさんが喋っている途中にも関わらず、それを遮り、おでこを触った。
自分の体温と比べながら喋る。
日本「うーん…熱は無いみたいですね…」
イタリア「えっ…あー!うん!全然元気だよ!ありがと日本!じゃっ、じゃあね!」
日本「あっ…」
私は少し呼び止めようかと思い、手を伸ばしたけれど、また手を下ろした。
日本「なんだったんだろ…」
そう、小声で呟く。
小声なのに、1人だからかオフィスにはよく響いた。
日本「…私」
日本「また…失敗しちゃいましたかね…?」
ちょっと短くてごめんなさい!
しかもささっと書いたので誤字とかあるかも…
表紙はまだ全然描き終わってません…。
そして!最後まで読んで下さった方!
ありがとうございます!