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私は頼りない存在。
最近、毎日そんなことを考える。
朝起きて大切な人のことを考えて、それと同時にそばにいてあげられない悔しさと話すら聞いてあげられない無力感。
『何かあったら私に言ってね』
そんなことを吐いたのは誰だっけ?
『話くらいは聞くから』
甘い考えで
『大丈夫だよ』
一方的に心配してるような言葉を吐いたのは、
『心のケアは任せて』
こんな無力な私は、何も出来なかった
少しでも辛い顔をしたら…苦しさを出したら…またあの人が、あの子達が、自分のことを責めてしまうから…
『人を助けたい、力になりたい』
そんな願いも虚しく、それを叶える力すら、私には無かった。
私は無力だった。
ただ私は出しゃばって、みんなのことを助けるふりをして、苦しめているだけだった。
なんて酷い人間だろう…
なんて最低な人間だろう…
分かった気になって自分が満足するまで励ますふりをして…
誰を救うことも泣く…
きっと私に出来ることは無いのだろう。
ならば、私はみんなの前から消える方がみんなの為なのだろう
それで楽になるのなら、私は喜んで消えよう
ただ、心残りはみんなが元気で笑いあって話してる姿を、声を…もう一度見たかったな
死ぬことはしない。でも、この世界では死んだも同然だろう。
この世界の私という存在は消えてなくなる
それがいい、それでいい。
無力で、愚かで、最低な人間は、この世界には必要ないのだから
話を聞きたくても、声をかけても…話して貰えず、頼られもしない。
ならば責めてと、辛い顔をしないように、辛いことを悟られないようにしようとした。
心の穴に蓋をした。
みんなが辛いのならば、私がみんなを笑顔にしないと。みんなの事を私が支えないとって…。
だけど、私は五条悟のようには行かなかった。
笑えなくなってしまった。
何をしていても、誰といても、心が晴れることが無くなった。
カウンセリングを受けた。
鬱の可能性があると言われた。
病院に行く時間などないのでそのまま働き続けた。
夜も眠れず、食欲も殆どなく、集中力も落ち、何をするにもやる気が出ず、少しの物音にも嫌気がさす。
きっと私は壊れたのだろう。
もうどうしたらいいのか分からない。
きっとこんな私が励ましたくてかけた言葉も届かないのだろう…
もっと辛くなるだけなのだろう……
大切な人1人でさえ守ることが出来ないのだから。
そしてまた、こうやって辛いことをさらけ出すとまた、みんな自分のことを責めてしまうから…
今日も私はマスクを被る。
ボロボロな心を見せないように
辛い顔をする本心を隠す為に
笑顔という分厚い顔を被るのだ。
こんな私が誰を救えるだろう…
人を見離す覚悟があればどれだけ楽だろうか…
私は一体なんの為に、誰の為に生まれてきたのだろうか…
みんなが楽になれる日はいつ来るのだろうか……
私は君の、あなた達の
生きる理由になりたかった
私は私を信じたかった
もし、神様がいるのなら、
どうかみんなを幸せにして欲しい…
どうか、苦しみから解放して欲しい…
私の幸せと引替えに出来るのなら、全部あげるから…
もう、解放してあげて…
もう十分だから…
私にはどうすることも出来ないから
自分を過信してたんだろう…
本当に…最低だな、私。
みんなに謝らなきゃ。
希望を持っちゃいけなかったね…
期待させてごめんなさい。
無力でごめんなさい。
もう自由だよ。