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#すにすてりすなーさんと繋がりたい
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※ここから必読二次創作です。
この作品に出てくる団体、また人物等はすべて実際の団体とは関係御座いません。
ご本人様の迷惑になるようなことはお控え下さい。
すべて妄想で創造です。
一部(?)曲パロです。
誤字、脱字等あると思いますがご了承ください。
〈”𝐇𝐚𝐩𝐩𝐲 𝐁𝐢𝐫𝐭𝐡𝐝𝐚𝐲!!“〉
今日は僕の誕生日だ。ずっと16歳で、永遠に16歳を繰り返す。
そんな僕だけど、誕生日を祝ってもらえるのは嬉しい。
イチゴの乗った甘そうなショートケーキに
甘いお菓子に色んな食べ物。
《剣持さん、誕生日おめでとうございます!》
〈ありがとうございます〉
いつものように笑う、偽るように。
◈
◈
◈
剣持刀也は甘い物が苦手だ。苦手というより、嫌いに等しい。
甘い物を食べると、色々思い出してしまうみたいで。
差し入れで甘い物が出されてもあまり食べない。
でも、視聴者達は僕が甘い物を好き好んで食べてると思っている。
それでいい、それがいい。
誰も気づいてなくていい。
愛してくれるなら、ね。
〈せっかくだから皆も食べなよ、僕ひとりじゃ食べ切れないだろうしさ〉
「ええの?」
〈うん〉
『じゃあお言葉に甘えよっと!』
❖
❖
❖
〈美味しいですね、特にイチゴとか〉
《ええ、特産品の苺ですから》
喉の奥から込み上げてくる気持ち悪さを堪えて
イチゴのショートケーキを口に運ぶ。
甘い、とっても。
我慢しないと、なんて思いながら次々と口に運んでいく。
『あ、ねぇもちさん!』
ふと、隣から甲斐田くんが顔を覗き込んで来ていた、気づかなかった…
〈、なんですか?〉
ケーキを運ぶ手を止め、フォークを置き甲斐田くんの顔を見る。
甲斐田くんの目は全てを明るく、浄化するような…そんな綺麗で霞もなく濁ってもいない晴色で、……
なんだろう、1番今関わりたくないかもしれない。
そんな想いを抑えながら話を聞く姿勢に入る。
『これ、食べませんか?甲斐田ちょっと辛いの苦手で…』
甲斐田くんはそう言って僕にラーメンを回してきた。
しかも辛ラーメン。辛いやつじゃんこれ。まぁ好きだけど。
〈いいよ、てか甲斐田くんって辛いの苦手だったんだ〉
『そうなんですよ笑』
…甲斐田くんは、もしかしたら気づいてるのかもしれない。
だって、辛い物が好きなことなんて誰にも言ったことがない
でも、気づかれないように、決して悟られないように
本当の自分を押し殺すように、微笑む。いつものように。
◈
◈
◈
〈ゔッ…ぉえッ…ゴホッ…〉
吐きそうなくらい甘い生クリーム、苺、スポンジ、お菓子
食べた甘い物達が全部逆流して便器の中に零れていった。
今日は上手く隠せただろうか、騙せただろうか、そんな不安がよぎる。
何も考えたくない。
❖
❖
❖
僕は疲れて重たく感じる体をベッドに投げた。
まだ口の中には甘い匂いが充満している。匂いだけでも吐きそうだから、
好きな物を食べることにした。
〈あれ…何が好きだったけ…〉
ふと、横に設置されているドレッサーの鏡を見ると
僕とは違って
美味しそうに自分の好きなように周りに囚われず好きな物を食べている
僕が居た。
〈…いいなぁ〉
鏡の前に立ち、鏡の中の僕に問いかけた。
〈お前は誰なの?〉
すると鏡の中の僕は少し微笑んだ表情でこう言った。
〝僕?僕は剣持刀也ですよ。君の中に居る本当の僕って言えば伝わりますかね〟と。
〈僕の中に居る…本当の僕?〉
〝その通りですよ、僕は貴方です。貴方が押し殺して隠してきた本当の貴方の部分。〟
意味が分からない。なんで押し殺して隠した僕が鏡に居るんだ?
〝意味が分からない。なんで押し殺して隠した僕が鏡に居るんだ?って思ってます?〟
〈!?〉
〈なんで……〉
思っていた事が当てられた、なんで?と思いながらも向こうの僕の話を聞く。
〝鏡は本当の自分を映し出すんですよ、つまりどういうことか分かりますよね?〟
一瞬ですべてが理解出来てしまった。
僕が鏡に映るまではこいつは存在しなかった、
いや存在はするけど僕が押し殺していて見えなかった。
でも、僕が鏡に映ったからこいつが鏡の中に出てきた。
鏡は僕が押し殺していた部分を映し出したということになる。
〝そうだ!〟
〈?〉
考えを整理し終えた所でまた何かがくる。
鏡の中の僕はフォークを置いて立ち上がりこちらに向かってきた。不気味だ。
〈なんです、?〉
と、問いかけると返事はなくただ不気味な程にひたすら微笑んでいるだけの鏡の中の僕が突然鏡の中から手を出してきて、僕の頬を包み込んだ。そして目を少し開けてこう言った。
〝交換しませんか?〟
END
〝さて、今日も頑張りますかねっと〟
今回はボカロのうそつきマカロンという曲からイメージさせていただきました!普段から見ている姿は本当にその人の本音、なのでしょうか…
※すべて創造で妄想なのでご本人様の迷惑になるような事はお控えください。