テラーノベル
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海月氷鞠→❄️
泡尾海華→🐬
ー本編ー
某都内
まだ光が上がらぬ頃にひっそりと開く、1つのシーシャ屋。
水槽の中で,ネオンテトラが揺れた。
彩どりのあるライトに水海月が照らされている中で隣のナンヨウハギは、
水泡に当たっている。
そんな平和で優雅な水の檻を見ながら
シーシャの準備をする
何やら、魚達が私の指先をぐるっと
見てくる、
私は分かった,胃袋の音がなってる
のだろう。棚の上の餌を取る、
その時に思った今日は雨音が響いて
ポツポツとゆっくりな音を刻んでいる
窓越しの紫陽花は雫が落ちかけている
❄️「…あれ、なんだっけ?」
不意に出た、でも
手元にある餌を見て,水檻の中にいる
被害者にやるのだと気づいた、
プクプクと音を立てて餌へ向かって
食らいついている、鮮やかな、
ネオンテトラはいつも群れで入れる,
偽物のサンゴ礁の少しの隙間に
ナンヨウハギが入ろうとしている
餌が詰まったのか?
そろそろ一限が始まる…
今日は授業をとっていない、
一日中シーシャ屋に居る事にした
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