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ほんとに好みすぎて💧🥺🥲😢😔😣😫😭🥺💧😭😭😭😭
檻の中の”好き”。
第2話
120いいねありがとうございますт т
以外に早くてびっくりです♪
注意事項は前回と一緒です。
ではどうぞ꒰ ᐡᴗ͈ ·̫ ᴗ͈ ꒱♡
ら「落ち着いて。
危ないことはしないから」
らっだぁはそう言いながら、逃げようとして後ずさったぺいんとの手をそっと掴んだ。
力は強くないのに、絶対に離す気はないのが分かる。
「どうして…こんなこと…」
ぺいんとの声はとても震えていた。
らっだぁはそんなぺいんとを後に微笑みながら手の握る力を強くした。
「だって、ぺいんとが悪いんだよ。
誰にでも優しくするんだもん。
みんなぺいんとのこと、いやらしー目で見てたの。気づかなかったの?」
少しらっだぁの声が怒っているような、冷めている声に変わったのがわかった。
そしてゆっくりらっだぁはぺいんとをある部屋へ誘導する。
決して乱暴じゃないのに、逆らえない空気だけが重く沈む。
「ここなら安心だよ。
ゲーム机も、ぺいんとが好きな漫画も…全部全部用意したんだ!
ほら、嬉しいでしょッ?」
部屋には、明らかにぺいんとのために揃えられた物が並んでいた。
昨日学校でぺいんとが落として行ったシャープペンまで置いてある。
「前から気づいてたでしょ?
俺が…”ぺんちゃん”をずっと
ずっっっと見てたこと」
らっだぁは優しい声で続ける。
「もう無理なんだ。離したりなんてしたら、ぺんちゃんはまた誰かに笑いかけるでしょ?
それだけで胸が痛くて…ぐちゃぐちゃに壊れそうになる」
そっとぺいんとの前に膝をつき、見下げるように言う。
ぺんちゃんが嫌って言っても…俺は絶対に手放さないよ。」
終
♡300