青side
今は会議中。て言ってもまだ会議は始まってない。
なぜなら、1時間も遅刻してるヤツがいるんだ。
でもそいつは遅刻魔だから別に心配なんて誰もしてない。
いつも通り『寝坊してました〜、』って来るだろう。
紫「黄くん、また寝坊かなぁ、w」
桃「俺でさえ来てるのに」
橙「自分で言う?wしかも30分遅刻してるしなw」
青「反省してんの?w」
赤「誰か連絡あった?」
紫「来てないね」
桃「黄はグループLI×Eに連絡いれるっしょ」
青「てことは、まだねてんのかw」
橙「俺らいつまで待つんww」
“ピコン”
誰かのスマホがなった。
黄だと思う。
個人に連絡いれるの珍しいなぁ
紫「誰?俺じゃないよ」
橙「俺もちがーう」
赤「きてない」
桃「俺も」
青「えぇ〜、ぼくぅ〜?」
絶対違うと思ってたのに、w
あ、
青「僕でしたww」
橙「黄か?」
青「うん」
赤「何てきてる?」
黄〈た
〈けて
青「た?けて?」
桃「たけて?w」
赤「なんだそれw」
橙「、、」
紫「それ、さ」
橙「、助けてちゃう?」
青「ぇ、?」
赤「じゃあ、やばいんじゃッ、、」
桃「俺車出すし、黄ん家向かうぞ」
紫「ありがと」
車の中では沈黙が続いていた。
心配と不安感で気まずさなんて気にする余裕がない。
黄くんに何かあったらどうしよう。
僕の頭も真っ白だ。
桃「、ついた」
紫「いこっか」
橙「おん、」
青「鍵、、もってる?」
紫「持ってるわけないよ、」
橙「ど、どうする?」
赤「今は開いてない?」
桃「、開いてる、、」
赤「はいろッ」
“ガチャッ”
紫「、おじゃましま((」
赤「き、黄くん!?」
桃「、黄、、」
青「ッッ、」
黄くんが玄関で倒れていた。
鍵を開けるために頑張って歩いて来た結果だろう。
みんなパニックになりどうすればいいか分からない様子だった。
正直僕も分からない。
紫「と、とりあえずッ、橙くん抱っこして寝室までッ」
橙「分かった!!」
黄くんを寝かせて皆んな落ち着いたように見えた。
黄 ぱちっ
青「黄くんっ!!」
桃「黄!」
黄「み、んなぁッ、ふぇッ、ぅ、、んッ」(泣
黄くんは皆んなの顔を見て安心したように泣き出してしまった。
涙脆くなっているんだと思う。
紫「大丈夫、大丈夫」(抱
黄「、紫、くッ、紫~くんッ」
紫「落ち着いた?」
黄「んっ、、」
流石、ママもり((
慣れた手つきで黄くんを泣き止ませた。
赤ちゃんの世話をしてるみたい、w
橙「熱、測ったら?」
紫「ん、体温計どこかな?」
黄「そこの、たな、、」
赤「はいっ!測って?」
黄「んっ!」
黄「ぅあッ、、」(落
赤「ありゃりゃ」
黄「ぅ、ふッ、、んっ」(潤
紫「泣かないよ〜」
体調不良のせいだろうけど、黄くんが赤ちゃんに見えて来た。
赤「脇に挟むよ〜」
黄「、つめたッ、」
紫「黄くんの身体熱いからね〜、w」
黄「でも、さむいよ?、、」
紫「ッ、、まだ上がるのか」
赤「うおッ、、39.4、、」
桃「たっか、」
橙「俺なんか買ってこよか?」
紫「うん、黄くんが食べれそうなものと冷えピタとお薬も」
橙「おけ」
桃「俺もいく」
ww、桃くんは体調不良者の接し方がわからないんだろうなぁw
可愛く見えて来た。
紫「黄くん、家にお米とかある?」
黄「ん、」
紫「じゃ、俺らはおかゆ作ろっか」
赤「そだね」
僕も同意しようとしたら、黄くんに袖を引っ張られた。
、、、なるほど、そーゆーこと。
青「僕ここで待っとくわ」
赤「おっけー」
紫「いってくる」
黄「あいがと、、」
青「1人になるの嫌だったんでしょ?」
黄「ぅん、、ね、ぎゅー、」
青「、、ん、いーよ」(抱
黄「、はなれないで、」
青「わかったw」
黄「、ぅ、、ぅ、」(眠
黄くんを抱きしめて揺れてたら、眠くなってきちゃったみたい、w
かわいいなぁ
黄「、ん、、、」(寝
ちなみに僕、ピンチです。
トイレに行きたいです。
青「黄く〜ん、、離してくれないかなぁ?、、」
黄くんが離してくれなくて、そろそろ限界近め。
黄くん爆睡中の様で僕の声も届かない。
よし、一旦紫ーくんのところに行くか。
青「黄くーん、抱っこするねー」
青「紫ーくん、、」
紫「ど、どうしたのw」
赤「黄ちゃん?w」
青「僕トイレ行きたいんだけど、離してくれない、」
紫「爆睡?」
青「そ、、寝てるはずなのに案外力強いし」
紫「俺、もらっとくわ」
赤「剥がせる?」
10分の葛藤のすえ、なんとか剥がすことに成功
僕はもう、
青「漏れそう」
赤「wwwはやく行ってこいよw」
青「ちょ、まじやばいッ、行ってくるッッ」(走
ふぅ〜、、すっきりしたぁ
黄くん起きたかな?
流石にまだ起きないか、w
紫「あ、青ちゃんおかえり〜」
青「あれ?黄くんは?」
紫「あっち、あっち」
紫ーくんが指差す方には赤くんと黄くんがいた。
黄くんは赤くんの膝の上で揺られていた。
まだ、起きていないみたいだ。
赤「黄くん、ほんとに離さないねぇw」
青「でしょ?w」
紫「お粥出来たけどどーしよ」
青「起こしたら?」
紫「起こしちゃおっか」
赤「黄くーん、おきてー」(軽叩
黄「んぅ、、」
青「おはよー」
黄「、、ん」
紫「お粥食べる?」
黄「うん、」
紫「あーん」
黄 (口開
紫「美味しい?」
黄「、、わかんない」
紫「そっか、、まだ食べる?」
黄「もおいい、」
紫「青ちゃんと、赤くんとお部屋行っといてくれる?」
黄「ん、」
紫「よろしく」
紫ーくんに言われた通りに黄くんを部屋に連れて行く。
黄「、ぅあ、、」(倒
青「黄くんっ!?」(支
危なかったぁ、
黄くんは自分で歩けないみたい。
抱っこで連れて行くことにした。
黄「あ、おちゃ、」
青「ん?」
黄「あか、」
赤「どーした?」
黄「んーん、、よんでみただけ、、」
黄くんは熱のせいか、不安になることが多々あり、今みたいなことが結構ある。
情緒が安定していない。
赤「黄くん、もう一回お熱測ろっか」
黄「ん、」
赤「40.0か、、」
青「さっきより上がってるね」
赤「暑い?寒い?」
黄「、、、わかんない」
青「冷えピタ貼ろうねぇ」
さっき、ドアが開く音が聞こえたから、橙くんと桃くんが帰ってきたんだと思う。
赤「俺、貰ってくるね」
青「ありがとう」
黄「ありがと、」
夜
紫「黄くん、お熱測ろ」
黄「んっ!」
紫「お、37.9!」
桃「大分下がったなぁ」(撫
黄「えへへっ/」
桃くんに頭を撫でられて、嬉しそうにしてる様子から、元気になったことが伺える。
分かりやすいんだよなぁ、黄くんw。
橙「お風呂どうする?」
青「黄くん、入れる?」
黄「はいるっ」
赤「誰と?」
黄「??ぼく1人ではいれるよ?」
赤「まだ熱あるんだから何があるか分かんないでしょ」
黄「、、はぁい」
赤「で、誰とはいる?」
黄「ん〜、、紫ーくんっ!」
紫「おっけー!一緒に入ろっか!」
青「お湯沸かしてあるから、もう入れるよ」
紫「お、ないす青!」
桃「たまにはやるやん」
橙「たまには」
青「おい、誰がたまにだよ」
桃橙「「wwwwww」」
黄「おふろ、!」
紫「ん、いこー!」
赤「いってらっしゃい」
〈〈 紫「ばんざーい」
黄「んっ」
紫「はいるよー」
黄「紫ーくんっ!」
お風呂場から可愛い平和な声が聞こえてくる。
黄くんと入るのが紫ーくんでよかったよ、
変な発言をしそうな方が多々いるからね
紫「お風呂上がったよー」
黄「んぅ、、」(眠
紫「黄くん眠そうだから寝かせてくるよ」
赤「はーい」
紫「てか、皆んな泊まる?」
青「僕泊まる」
桃「俺、編集残ってて、、泊まるのは無理そう」
橙「俺も作業あるなぁ、」
赤「俺、、あっ!夜家に友達来るわ、ごめん、」
紫「俺も仕事で無理そうなんだよねぇ、」
青「あ、僕だけ?」
紫「任せたからね」
青「ほーい」
紫「俺、黄くん寝かせたら帰るし」
赤「俺も」
橙「俺も帰るわ」
桃「俺、ちょっと残ろっかなぁ」
次の日元気になった黄くんでした。
コメント
1件
めっちゃ好きです!ブクマ失礼します!