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✦『高校生防衛隊の文化祭劇ハプニング?』
文化祭の午後。
カスカベ防衛隊はクラス劇「探偵と怪盗」を披露することになっていた。
しんのすけは探偵役、風間君は怪盗役。
衣装もバッチリ決めて、舞台袖で緊張している二人。
✦ 舞台上での事件
しんのすけはアドリブで観客を盛り上げる作戦を思いつく。
「ここは俺が盛り上げるゾ!」
劇中、風間君のネクタイをちょっと引っ張るシーンで……
「あっ、しんのすけ!」
「えへへ、すまん……」
誤ってしんのすけの手が風間君のおでこに触れ、そのまま軽くキスしてしまう!
✦ 会場の大反応
観客席からは大歓声と笑い。
「えー!」「キャー!」
風間君は顔を真っ赤にしながらも、舞台上で動揺を隠す。
「し、しんのすけ……///」
しんのすけは照れもせず、得意げにニヤリ。
「さすがオレだゾ!」
でも心臓はドキドキ。
✦ 終演後
舞台が終わり、楽屋に戻る二人。
風間君はまだ顔を赤くしている。
「……しんのすけ、やっぱりわざとだろ……」
「え?いや、偶然だゾ!」
しんのすけは照れを隠しつつも、少し楽しそうに笑う。
風間君はため息混じりに小さく笑い、そっと言う。
「……次、絶対にやらないでよ、しんのすけ」
二人の間には、付き合う前ならではの 微妙な距離感とドキドキ が流れるのでした。