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これは始まりの物語

私は望まない結婚を27歳でしました。

3年付き合ったくらいの元お店のお客様の某関西企業のメーカーの営業の人。

本当は別れたくて別れたいと言っても別れてもらえず…

うちの祖母を巻き込み勝手に週末迎えに来たりと迷惑も多大だった。

頭に来て26歳の12月に別れるか?結婚するか?を突きつけました。

その人は結婚して欲しいと言いましたが…

実は結婚を申し込めなかったのは借金があると言い出しました。

金額は約180万だと他には無いと聞いてましたが疑ってはいました。

うちの家族からは私には一切の借金も無いから絶対に背負わせるなと念を押されていました。

祖母から結婚はあの人として欲しいと頼まれてなければ結婚はしませんでした。

私にはスピリチュアルな能力があります。

本来の私の寿命は33歳で病死でした。

神様からこの結婚をしないとこのままなら病死だからしなさいと更に念押しをされ逃げ場がありませんでした。

義母と義父に始めて合った時に、彼からはうちの両親は変わってるから気を付けてと言われました。

車から降りてすぐにご両親が車まで来ました。

開口一番に『嫁は要らないから孫だけ欲しい、孫が産まれる腹だけ在ればいい嫁は要らないから』と言われ唖然…

そのすぐ後に『2世帯住宅の3階建てに貴女が建て替えて』と言われて更にどん引き…

中に案内されて部屋で荷解きしていたら義母が来て台所に来なさいと言われて付いていくと籠にいっぱいのわくいがありました。

年末年始に行ったのでおせちに入れる準備を手伝ってとのことでしたが…

くわいを出され『あんたは関東の人間だからこんな野菜見たこと無いやろ?これはくわいって言うん や、今剥き方1回だけ教えるからやってみ』と言われました。

確かに初めて見るお野菜でした。

根の方を平らに切りくわいの目先を取らないように六面体で剝きました。

私は普通に小学生から料理をしていたので問題なく剥いたら、『その年でそんだけ包丁使えて剥けたら及第点や』と言われてホッとしました。

強烈な初対面でいろいろ呆気に取られました。

結婚するということは家族が増えるという事です。

やっていけるか?と23の私は不安しかありませんでした。

問題は年明けてGWの2回目の帰省でした。

親族がいろいろ来られるらしく手伝ってと言われて何種類かの料理を作りました。

その際にとんでもない事を義母が良い始めました…

実は彼は私の10歳年上でバツイチでした。

元奥さんは看護師をしていて勤めていた病院の医者と不倫して再婚したと聞いていました、

義母が『親族に離婚したことは一切言ってないし、結婚式で1回しか会ってないから顔すら覚えて無いから元嫁の振りをしろ』と言われました。

めちゃくちゃ困惑…

そうこうしてるとわらわら親族さん方が台所に現れててんやわんやしだしました。

『貴女がお嫁さんよね?』『確か看護師さんよね?』『まだあの病院なの?』『あの病院は今どんな感じ?』と質問攻めに合いました。

もちろん私は答えられません。

看護師じゃないし不倫元嫁じゃありませんから。

仕方ないので逃げ出してみたら、彼はフラフラと外にいました。

私の顔を見て『何かおかんがやらかした?』と聞いてきたので詳細を話したら血相変えて説明に行きました。

一安心したのは束の間で今度は馴れ初めやなんやら質問攻め…変わらんのだがw

そんなのを4年も続けられた自分を今思い返しても褒めたい…

結婚生活は4年と別居が2年で合計6年の婚姻関係でした。

結婚の話も途中で出た際に義母からはうちは1回やってるから2人で海外でも行って2人でやれば良いとか言われてましたね…

いざ結婚の話が決まった頃には義母は自分が勤めていた系列ホテルを格安で使えるからと勧めてきました…

私はとても疑問に思いましたが、のちのち自分の息子は将来宛にならないので私に介護してもらう気で居たらしいと…恐ろし過ぎるんですけどw

そんな事もあり籍を入れる運びになりました。

うちの父親に挨拶に来た彼は緊張してたらしく話が終わり飲み始めたらタガが外れいきなり私の頭を思いっきり叩きました…

流石のうちの父親も唖然としてました。

本当にうちの祖母さえ取り込まれて無かったら結婚しなかった…

それまであっちは会社の寮にいて、私は実家でしたから一緒に住むのに部屋を見つけて家具を買わないといけませんでした。

予算は100万くらいと聞いてましたが…


始まりの物語 〜序章〜

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