悪夢　　　brkn

あてんしょん

本人様には関係ございません＿

brknとなっています。苦手な方は閲覧をやめてください＿

吐く描写、微死ネタが含んでいます＿

腐、軍パロを含んでいます＿

大丈夫な方のみどうぞ＿

br　side

僕は嫌な夢を見る。

それは人を殺めた日だけ。

仕事柄、どうしても避けられない。

メンバーは辞めたければやめても良いとの事

別に嫌いなわけじゃない。

br｢……ｯｯｯはぁ…！はぁ……｣

まただ。

また、同じ夢を…

br｢きん…さん…。｣

なんの夢かと言うと…

簡単に言うときんさんが殺される夢。

きっと殺された人からの怨みだよね…

殺した人と同じ殺され方で殺される。

br｢う”ｯｯ………｣ﾊﾞｯｯ

トイレに駆け込む。

吐き気が止まらない…。

大事な人が殺されるのは慣れない。

慣れたくもないよ…。

br｢う”ｯ…うえ”……｣

最近は仕事の頻度が増えてきてこの夢を沢山見る。

正直言って僕の精神状態はボロボロだ。

br｢きん…さんｯ……ｸﾞｽ｣

kn　side

深夜。みんなが寝静まる城の医療室で仕事をしていると隣の部屋が騒がしくなる。

kn｢broooock…また発作かな…。｣

最近broooockの発作が日に日に増えて酷くなっている。

本人とは一応お付き合いさせてもらってるけどなかなかこの発作については話してくれない。

必要な道具を持ってbroooockの居る部屋へと向かう。

ｺﾝｺﾝ…

kn｢broooock。入るよ。｣

やっぱり発作だ、ベッドから急いで出た痕跡もあるし。本人はトイレで苦しそうにしてる

br｢きん…さん…！？｣

kn｢うん。俺だよ、大丈夫、大丈夫だから｣

br｢ほんと…？生きてる…？ほんとに？？｣

彼はいつもこう聞いてくる。

なにかに関係してるのかな…？

kn｢うん。生きてるよほら暖かいでしょ？｣

そう言うとbroooockは毎回抱きつく

br｢うん…暖かい……。｣

そう安心してウトウトし出すのだ。

kn｢ほら、ベッド行くよ。｣

br｢ん………。｣

今日は少し話を聞けそうだ。

kn｢はい着いた〜｣

br｢ん………ありがと、きんさん…｣

kn｢ちょっと聞いてもいい？｣

br｢…？｣

kn｢どうしてそんなに苦しんでるの…？最近は頻度も増えてる。そろそろ危ないよ｣

br｢う〜ん…………｣

黙りか……

kn｢お願い。教えて？broooock？｣

br｢そ、それはズルくない…？もーーー…｣

俺のお願いは断らないの知ってるからな笑

br｢わ、わかったよ…話す…｣

それから全てを話してくれた。

br　side

悪夢を見る。

同じだけど同じじゃない。

それを見ると吐き気と息が出来なくなって。

例えば。

暗殺をする

殺し方はナイフで首を掻っ切る

その日の夜眠りにつくと

僕の大事な人が目の前で首を掻っ切られて

僕にこう言う

｢愛してた。またね｣って。

それで僕は毎回飛び起きて苦しくなって吐く

何度も見ないように努力をした。

でもダメだった

きんさんが毎回殺される。

こんな事絶対に見たくない…。

苦しい。

kn　side

全て聞いた。

やっぱりこいつは……

kn｢…ばか。｣

br｢…えっ？｣

kn｢broooockば〜か！｣

br｢えっ…ちょ！｣

kn｢俺は生きてんじゃん！いつも一緒にいる。毎回朝起こしに来てるのは？こうやって発作が起きた時に1番に来てるのは誰？｣

br｢きんさん…です…｣

kn｢それのどこが死んでるの！｣

br｢だ…だって…すごくリアルなんだよ？！きんさんにわかりっこないよ！！凄い苦しいんだから！大好きな人が目の前で血だらけで…苦しそうで…それで僕は息が出来なくて…吐きそうで｣

kn｢そうやって俺に訴えてよ…苦しむ前にさ…？｣

br　side

｢ばか｣

そう言いながら彼は僕を優しく包んだ。

優しい青色の瞳、サラサラな髪、何より

“暖かい”

br｢ごめん、きんさん、言い出せなくて｣

そう僕が謝ると彼はいつもの笑顔を見せた

kn｢謝れて偉いな！broooock｣

br｢ｯ…う”…きんさん……ｸﾞｽｯ｣

kn｢ちょ！w泣くな！w今日やけに泣き虫だな〜ww｣

br｢だってぇ〜〜〜！！！｣

kn｢苦しかったら言って。一緒に寝れば怖くないでしょ？なんせ本人が隣にいるんだから｣

確かに…そうすればもしかしたらこの悪夢から抜け出せるかもしれない…。

br｢うん…。ありがと…！｣

kn｢どういたしまして｣

あれから2人で寝ることになった。

確かに悪夢を見る回数は減ったけど時々彼がいても見てしまう時がある。

その時は必ず彼が抱きしめてくれる。

精神状態の方は徐々に良くなっているみたい

さすがきんさんだよね……。。

ほーーーんとっ

br｢きんさん大好き！｣

kn｢はいはいw｣

見て頂きありがとうございます。

私が最近悪夢的なのを見るのでそれに沿って書いてみました。

前回の小説沢山のいいねありがとうございます！コメントも読ませていただいてます！

不定期投稿ですが何卒よろしくお願いします！