テラーノベル
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それから数週間。
俺たちはほとんど毎日練習をしていた。
💚「やっぱりここ難しい…。」
💛「そこは、こんな感じで…」
💚「おぉ!できた!ありがと照。」
💛「うん。佐久間、ソロパートどんな感じ?」
🩷「一応案はできてるんだけど、なんっか足りないんだよね〜。なんかこう…うーん。」
💛「一回今のやつ見せてみてよ。」
🩷「え?じゃあ一回。」
💛「かっこいいじゃん。」
🩷「ありがと。でもなんか足りない…。」
💚「もうちょっとラフな感じにしてみたら?今のダンスはなんか…[完璧]って感じだから。もう少しラフに、相手を楽しませるイメージに変えてみたらいいんじゃない?」
🩷「なるほど…。さすがあべちゃん!」
💚「ふふ。どうも。」
いつもこんな感じだ。個人で練習する日もあれば、みんなで合わせる日もある。
💛「ラストのターンなんだけど、そろうとすごく綺麗になるから揃えてこ。で、それぞれソロがあると思うんだけど、そこでグッと惹きつけてほしい。」
💚「わかった。」
💛「いったん休憩入れるか。」
🩷「あべちゃん見てみて!ソロパート変えてみた!」
💚「えー?見せて!」
💚「めっちゃいい。」
🩷「ありがと。あべちゃんのおかげだよ!」
💚「別に俺は、佐久間よりダンスの技術全然下だし、案出しただけで作ったのは佐久間だよ…」
🩷「そんなこと言わないでさ、ほら。自信持ってよ!あべちゃんかわいいんだから。」
💚「ありがと…。」
そんな本番が近づいたある日。事故は起きた。
「じゃあ行くよ。1,2,3,4,」
今日はみんなで通す日。今は真ん中で大介と照がアクロバットをしている。
亮平はここでは別の動きをするので休憩しながら自分のパートもやっていた。
ドンッ💥
突然、何かがぶつかったような音がした。
大介が技を失敗してしまったようだ。
💚「どうしたの⁈怪我は?」
💛「俺は大丈夫!佐久間?」
🩷「大丈夫。」
💚「本当に?立てる?」
🩷「痛っ。」
💚「足捻ってるかも。」
🩷「大丈夫だから。」
💛「ダメ。一回座ろ。あと、テーピングして保健室。」
その後すぐに大介は病院に行った。医者の話によると軽い捻挫だったようで、大会には間に合うらしい。しかし、アクロバットなどの大きな動きは避けた方がいいということだった。
🩷「照。あべちゃん。ごめん。」
💚「佐久間が謝ることじゃないよ。」
💛「うん。そうだよ。」
💚「2人のアクロバットのところ、どうするの?」
💛「うーん…。俺のソロにする。佐久間のソロって激しい動きあったか?」
💚「いや…。振りを変えて、キャッチーなやつにしてたから大丈夫。」
💛「じゃあ、佐久間回復するまでできること進めておこう。」
💚「うん。」
数週間後
🩷「あべちゃん!俺、今日から復帰できるって!今日は行くね!」
💚「良かった。待ってるね。」
今日から大介が復帰できることになり、いよいよ最後の詰めに入っていく。
💛「うん。こんな感じでいいかな。あと10日。みんなでもっといいものにできるように頑張ろう。」
2人「うん!」
コメント
1件
おお、第3話読んだわ!練習シーンがすごく丁寧で、3人の距離感とか信頼関係がじわじわ伝わってきた。特にあべちゃんが「俺は技術下だし」って謙遜するところと、佐久間が「自信持ってよ!」って返す流れ、めっちゃいいコンビだなって思った。んで、大介の怪我でピンチになったときの「謝ることじゃないよ」ってフォロー、チームの絆が感じられてグッときたわ。本番まであと10日、どう仕上げていくのか楽しみ!