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ある小国は平和を望む
ーあてんしょんー
なんでも許せる方向け
愛重めの逆ハーになる予定
気まぐれです。すぐ消すかも
夢主の人名▶︎ ■■
夢主の92名▶︎ ●●、●●国
『』◀︎夢主
「」◀︎他のキャラたち
⚠️どちゃくそに史実⚠️
⚠️不穏⚠️
⚠️完全に作者の好み⚠️
⚠️作者は原作を全ては読めていないので、解釈違い・原作と異なる点、設定などあるかもです⚠️
ー夢主sideー
いちばん古い記憶は、茶髪でまだ背の低かった彼だった。
彼も「私と同じ存在」らしい。
国名以外名前が無いと言うので、「王耀」とつけてあげた。
名前が無いという面でも、私は彼と同じだった。
彼は私に「■■」と名前をつけてくれた。
大陸から離れた小さな島国、「●●国」。
どの国からも関心を得ず、これから話す、耀が連れて来た弟よりも面積の狭い小国。
そんな小国である私を、彼はよく気にかけてくれてたっけ。
耀「■■!おもしれー奴連れてきたある!」
あの時から変わらず私にとって唯一の友人である彼、王耀は私を見るなりそう言った。
『そう、どんな子?』
耀「紹介するある。日本、こいつは我の親友ある!挨拶するよろし」
耀の足に隠れる彼は、つやのある黒髪に耀によく似た目の色をした子だった。
恥ずかしそうにこちらを見つめている。
人見知りなのかも。
『こんにちは、えっと⋯ニホン?貴方の名前かしら 』
菊「!⋯はい。はじめまして、日本です」
ニホンも国名しか持っていないらしく、耀と相談して「本田菊」という名前をつけてあげた。
菊「菊⋯」
『耀の家にはね、菊の花っていう綺麗な花があるの。とっても素敵な花言葉があったのだけれど⋯何だったかしら。』
うーん⋯思い出せない。
忘れっぽいところ、直さなきゃな。
耀「まあとにかく、お前は今日から我達の弟ある!よろしくある、菊!」
『待って耀、私と貴方は兄妹じゃないわ』
耀「細けえことはどうでもいいある〜」
彼の楽観主義にはやはり慣れないけれど、居心地は悪くないので良しとした。
ー王耀sideー
自分は他者とは違っていた。
歳のとり方も、傷の治る速さも。
我は、ずっと独りだった。
■■もそうだったのだろうか。
名前をつけてくれた女の子。
きらきらした顔で笑いかけてくれた女の子。
寂しくても気づけば隣に居てくれる女の子。
独りぼっちから、我を救ってくれた女の子。
我の、我だけの宝物。
やがて、西から色んなものが伝わってきた。
後にこれは、「シルクロード」と称され教科書に載ることになる。
『これが西洋の⋯えーと⋯』
耀「葡萄ある。忘れっぽいにも程があるあるよ⋯」
『あー、そうそう葡萄。ふふ、ごめんなさい』
西洋の者共が持ってきた葡萄(ぶどう)。
こちらでは栽培されていない果実。
甘くて美味しいと、■■がえらく気に入っていた。
『耀、私夢ができたわ』
耀「夢あるか?」
『ええ。国が安定して、子供たちだけでも国を回せるようになったら、世界中を旅してみたいの。』
初めて会った時と同じきらきらした顔でそう言う■■は、西からやって来たどんな宝石より綺麗だった。
弟ができた。
少し生意気だが、心優しい弟。
■■もあいつ、菊をとても可愛がっている。
『やっぱり、耀のご飯は美味しいな。』
耀「ふふふ、それほどでもねぇある!!」
菊「すごい誇らしげですね。」
耀「うっせぇある!」
こんな幸せがずっと続けばいいなと、そう思っていた。
長い。
でもこだわりたいので!!
しょうがないよね!!!!