~オーディション当日~
👩「打楽器、クラ、トランペット希望者はこっちに来てくださ~い!」
🐇「いよいよ、やね。」
🍣「最初はもちろん不安だったけど、初兎ちゃんと練習したから大丈夫♪」
🍣「2人で合格しようね!」
🐇「そうやね♪」
🧑「それでは打楽器のオーディションを始めます。」
🧑「最初に有栖初兎さん、お願いします。」
🐇「はい。」
大丈夫…今までないちゃんと頑張ってきたから。
🐇「お願いします。」
~オーディション終了~
※ちなみに私はオーディションとかしたことないので、シチュが合ってるかは分からないです!
🍣「はぁぁぁ…緊張したッ…」
🐇「そんなんには見えんかったけどな?」
🍣「初兎ちゃんこそ余裕ぶっかましてたじゃん!堂々としててかっこよかった!」
🐇「でも、やっぱりソロは緊張したッ…」
🐇「今も、手震えてるしw」
🍣「え…?」
🍣「大丈夫…?」
🐇「こんくらい大丈夫ッ…♪」
🍣「……」
ギュッ
🐇「……へ?」
🍣「本当は辛いでしょ。分かるよ、そんなことくらい俺にも分かる。」
🐇「ッ…」
🍣「震えるくらいトラウマなんだよね。」
🐇「……本当はオーディション、したくなかったッ…一人で演奏するのが嫌だったッ…ポロッ」
🐇「怖かったッ…ポロッポロッ」
🍣「やっぱり、そうだったんだ…」
🐇「練習中にあれだけ励ましといて、自分は本番で怖かったなんて、うちかっこ悪すぎるやんッ…wポロッ」
🍣「そんなことない。」
🐇「えッ…?」
🍣「トラウマに立ち向かって、怖くても最後までやり遂げた初兎ちゃんは世界一かっこいい♪」
🍣「トラウマも何もない俺が怖かったんだから、初兎ちゃんが怖いのは当たり前みたいなものじゃん♪」
🐇「…!ポロッ」
🐇「ありが、とうッ…ポロッ」
🐇「初めて、本音をさらけ出しても、うちを認めてくれる人に出会えたわ…♪」
ないちゃんの優しさにまた助けられてしまった
🍣「え、大神さんは?」
🐇「りうちゃんは誰よりも音楽が好きで、誰よりも努力してるのをウチが1番近くで見てた。」
🐇「だから、悩みなんか相談して、練習の邪魔するのが嫌だったんよ…w」
🍣「そっか…♪初兎ちゃんは優しいね♪」
🐇「そんなことないわ…w」
🧑「失礼します…って、」
🧑「お取り込み中だったか…///すまん…///」
🐇🍣「…?」
🐇🍣「?!////」
↑さっきの会話中、ずっとハグしてた
🍣「ご、ごめんッ…!///」
🐇「う、うちこそごめんッ…///」
🍣「で、でも俺はあのままでも良かったかなってちょっと思ってる、かも…?///」
🐇「?!//////」
今の言葉、どういう意味や?!///
🍣「ごめん…今の言葉忘れてッ…///」
🐇「う、うん…?////」
深い意味はない。ないはず…。
~オーディション結果~
🐇「ふぅ…大丈夫。きっと受かってる。」
🍣「初兎ちゃん落ち着いてるね♪」
🐇「さっきのないちゃんに励まされたからな♪」
🍣「それって…ハグのこと?♪」
🐇「違うわアホッ!///」
🍣「いてッw」
🐇「もう…w」
👩「はーい!それでは結果を発表します!」
👩「まずクラ、大神りうら!」
🐤「…!よしッ…!!」
………
👩「猫宮いふ!」
🤪「よし。」
🐤「何、あんた。もっと喜びなよ。」
🤪「はぁ?別にいいだろ。当然のことなんだし♩」
🐤「くぅッ…いちいちムカつくッ…」
👩「これで以上です!」
👩「続いて打楽器です!」
👩「まず、有栖初兎!」
🐇「…!あぁ…ポロッ良かったッ…ポロッ」
「あんだけ上手いのに泣いてるの?ヒソッ」
「ウチらへの見せつけじゃない?w」
「うわッ、最悪…w」
🐇「…ッ…!」
👩「……」
👩「続いて、乾ないこ!」
🍣「…!はい!」
🍣「やった…!これで初兎ちゃんと演奏できるね♪」
🐇「そ、そうやね…」
🍣「ん?どうかした?」
🐇「いや、全然…なんともないよ♪」
🍣「そっか…」
🍣(この反応は何かあるな…)
👩「これで打楽器メンバーは以上です!」
「うちら選ばれないの…?!」
「最悪…ガチ萎えるんだけど…」
👩「あなた達は他の部員への侮辱行為があったので、審査外です。」
「はぁ?!」
「もういい。こんなとこ辞めるから。」
👩「……」
🐇「あ、あのッ…!」
👩「ん?どうした?」
🐇「助けてくださりありがとうございましたッ!」
👩「そんなのいいよ♪部長として当然のこと♪」
🐇「…!✨️部長大好きです!」
🧒「またファン増やしてるよw」
🍣「初兎ちゃんッ!」
🐇「ん?どうしたの?」
🍣「さっき初兎ちゃんが陰で言われてるの気づけなくてごめんッ…!」
🐇「えぇ?!全然大丈夫やって!💦」
🍣「好きな人のこと守れない男なんてッ…!」
🐇「え、今好きな人って…///」
🍣「?!///」
🍣「ご、ごめん?!口に出てた?!////」
🐇「うん、ガッツリ…/////」
🍣「恥ずかしいよねッ…ごめん…////」
🍣「でも、この想いは嘘じゃないから!///」
🐇「えッ?!///」
🍣「俺は初兎ちゃんのこと本気で好き。」
🍣「だから、いつか、いつでもいいから初兎の答えを聞かせて欲しい!」
🐇「…うん。」
🍣「よし…もう、バレちゃったしこれから猛アタックするからね!」
🐇「えっ?!そんなん聞いてないって!///」
🍣「覚悟しておいて♪」
🐇「ゔぅ…////」
🐇(うち、これからどうなるん!?)
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