💧🌙side〔繋がる糸〕
昨日…日曜日の夜。
こめしょーから連絡が来た。
🍚『雨栗の見送りしない?』
…だって。
正直僕が…なんて思ったけど、自分の欲には勝てなかった。
だからお見送りしに行く。
早朝に起きて、支度を済ませる。
雨栗さんの最寄り駅まで、その時間がすごく長い時間に感じた。
🤡「こめしょー、…と、ルザ、ピ…。」
何とも言えない気まずい反応に少し不安を覚える。
🍚「雨栗、今日試験だろ。だからお見送り。…ルザク君と一緒に。」
💧🌙「…ぁ、雨栗さん、!頑張って…、!」
今の僕に出来る精一杯の応援。
どんなに心の距離が離れてしまっても、どこかできっと、繋がっているから。
🤡side〔絆〕
🤡「…ありがと、ルザピ。…、行ってくるね」
こめしょーにも、『ありがとう』と連絡をし、電車に乗り込んだ。
一時的に少し距離感が離れてしまっただけで、本当はずっと私たちを〝絆〟が繋いでいたのかもしれない。
その日の夕方、試験は無事終了。
今までで1番自信のある答案用紙になった。
🤡「…2人のおかげかな、w」
なんて、小さな笑みが溢れる。
絆ってすごいね。
ちょっと会っただけなのに。ちょっと声を聞いただけなのに。何だったら少し気まずい空気感だったのに。
それなのに、元気が出て調子が良かった。
合格発表なんてまだまだ先なのに、私の中で
〝受かった‼︎〟
って言う謎の揺るがない自信がある。
せっかくだからホワイトデーにお返し作ろっかな。
ちゃんと話さないとね。
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