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※主の作品では、🦊🐒🧸🐇🐑🐶を使います。
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上記を守っての閲覧をお願いします
この素晴らしい青空!光る太陽!心地よい風の音!
まさに俺の晴れやかな心を表しているかの様に!
俺はルンルンと鼻歌を口ずさみながら、スキップで廊下を跳ねる。
それもこれも全ては、
「あでッ」
「うわぁぁごめん!」
食パン咥えて曲がり角でぶつかる。咥えてないけど。
いや、咥えてたわ。
茎わかめ。
飲み込んじゃった…。
そんなことより、まさか運命のお姫様!?
…………。
なんだ…。
「🐶ちゃんかぁ…」
「何で残念がるんよ!」
白馬に乗った王子様というよりは、白馬におもりされている王子様の方がしっくりくる王子様。
女子からのあだ名は王子らしい。
まあ、見た目だけなら納得か…。
「大丈夫やった?吹っ飛んだけど…w」
クスッと笑いながら俺に微笑みかけ、手を差し伸べる🐶ちゃん。
これが噂の王子様って奴ね…。
俺は差し出された手を取り立ち上がる。
そのまま尻もちをついた箇所をささっと手で払う。
「俺の方こそごめん。ルンルンでスキップしてたら前に🐶ちゃんが居て…」
「ルンルンやったん?」
俺の頬を優しい手つきで撫でながら笑顔で俺に問う。
この🐶ちゃんの手が好き。
暖かくて、慈しみに溢れた、その手。
決して邪な考えなど孕んでいないと分かる手つきも、全て。
ま、この人何か企んでたとしても隠しきれなさそうだけど。
「うん。🐶ちが邪魔者排除してくれたから!」
「…言い方気になるな…w」
俺と🐑の会話に割って入って来た🐶ちは即座に対応してくれたんだ。
俺の頬を撫で続ける手を両手で取り、俺の頭に乗せる。
少し視線を上げるとぽかんとした間抜け顔。
おもろw
「ねぇ🐶ち!」
「んぇ?」
「俺中間で学年1位だった!」
「え!そうなん!?すごいね」
ちがう…そうじゃなくて…
「俺えらい?」
俺は再び🐶ちゃんを見つめる。
最初は何か戸惑うような表情も、すぐにいつも通りの笑顔に戻り、俺の頭に乗せた手を左右に動かしてくれる。
「えらいよ🐇🐇、よう頑張ったね」
そうそうこれ。
これが欲しかったんだよ。
今日は1日を通して快晴が続くでしょう___。
_______________________
廊下を歩いているといきなり🐇🐇とぶつかった。
随分と俺に懐いた🐇🐇。
初対面の時とは裏腹に、かなり、いや凄く素直になったと思う。
年相応と言うよりかは、それ以下。まるで小学生低学年くらいの子が親に甘える様に、俺たち、特に俺と🐑っちーには甘えているようだ。
俺たちもそれが満更でもなく、こよなく愛している。
今だってこんなに笑顔で俺に寄ってくるんやもん。
愛でる以外の選択肢無いよね?
俺が🐇🐇の頬に手を伸ばし、頬を親指と人差し指で挟むようにして撫でると、俺の手に猫のように擦り寄ってくるのが可愛くて可愛くて…。
🐇🐇の頬っぺたって合法なんかな?
7、8歳の子くらいすべすべで、肉付きは無いのに程よくもちもちしてて、触る手が止まらへんよ。
夢中で頬を触る俺の手を🐇🐇の両手がそれを阻止する。
そのまま俺の右手を彼の頭に誘導される。
急にどうしたの。
鬱陶しかったかな。
嫌われたくはないから。
原因のありとあらゆる考えうる情報で思考を巡らせていると、俺の脳内に侵入してきた明るく俺の名を呼ぶ声。
嬉しそうに中間テストの結果を報告してくれる。
そんな🐇🐇を見ていると自分の事のように嬉しく思える。
俺の思った事をそのまま直接本人に伝える。
それでは納得いかないと言うように、もちもちすべすべの頬を膨らませ眉を微かにひそめた後、
ほんの一瞬俯いた後、
先程とは打って変わって、表情は固く、俺を見つめるその瞳は揺らいでいる。
それに、どこか何かに怯えたような……___
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ➼ ❤︎1700↑
コメント
4件
最高です😭😭😭😭😭😭 桃さんが聖人組に懐くの、解釈一致でした!!!!この三人の絡みめっちゃ好きで、特に恋酔月妃様の書くこの三人はどタイプ過ぎました……!! 続きが気になりすぎて爆散しそうです🙄 ありがとうございました!! 二個目のコメントごめんなさい💦