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・⚠️配信者同士としては知らない設定です!
・⚠️学生以来会って無い設定!
・⚠️fjとkyのキャラ崩壊注意!
・⚠️kyさんはこの小説では元いじめっ子設定だけど、絶対絶対絶対‼‼‼‼‼そんな人では無いです‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼⚠️⚠️⚠️
なんでも良い方はどうぞ!
「」…その場面の中心人物
『』…中心人物の相手
ky side
クリスマスイヴ。
何もする事がないから編集をしたら突然着信が来て
なんとなく出たら学生時代俺が………いじめていたfjだった。
「fj……?」
『ky〜!久々に声聞いたわ〜』
「⁉なんで俺の活動名知って…!」
『なんでってぇ、こんなに有名人だったらわかるっしょ〜』
『てかさ』
『俺も実況者やってみたんよw』
「は…?はあ?」
「い、いつから…?」
動揺を隠しながら、fjに問いかける。
『んー?結構前からー、かな?』
『そんな事よりさぁ…』
急にfjの声が低くなる。
やっぱり俺に何か…
重くて暗い、ねっとりとしたfjの声が体に絡みつく。
怖い。こわい
気がついたら電話を切っていた。
高校のとき、俺は当たり障りの無い学校生活に退屈していた俺は、いじめをしたんだ。
いじめをやめた後、fjは普通に俺に接してくれた。
だから、その時は「許してくれたのかも。」と馬鹿な考えを抱いていた。
もしかしたら、今になって復讐をする為にいきなり連絡をしてきたのかも。
もちろん、自分が悪い事をしたから、fjを傷つけてしまったのは俺だから、fjが俺に何をしたって受けいれる。受け入れなきゃ。
でも
それがとても怖い。
スマホが振動し続ける。
怖いという感情だけが頭に貼り付いて、
何もできずに立ち尽くしていたら不意に着信が止んだ。
代わりにメッセージが来た。
“既読ついて3分以内に俺に電話しなかったら、お前の個人情報晒すから ”
「ッッ!」
〜♪
「もし、もし…ッ?」
手が震える。
『お〜、やっぱりかけてきた。』
明るい声が耳に残る。
さっきのメッセージは、俺と話す為の嘘だった…?
呑気そうな声がスマホ越しに聞こえる。
『あ、そういえば、』
良かった。声色からして、少なくとも本当に個人情報をばら撒くつもりは無かったみたいだ。
良かった、本当に良かっ
『なんか安心しきってるみたいだけど、さっきのほんとだからね…?w』
え…………………?
『「え…?」ってwそりゃそうだろwww』
声が漏れてたみたいだ。
膝から崩れ落ちる。
『俺はお前と同じ学校だったから出身校も、家の住所も、連絡先も、本名も、全部全部知ってるんだよ。』
『殺したいぐらい憎んでる相手に情けなんか無いんだよ。』
「お願い…ごめんなさい。本当に、ッ」
『何?今更?あの時、いじめてきたのはお前じゃん。謝んなかったのはお前だろ。』
『許してもらえると思ってる?』
「ちが、ごめんなさいッ…」
「個人情報は、…お願いします…本当になんでもするから……ッ」
『…』
『は?ふざけんじゃねえよ。』
『ずっとずっと』
『苦しい思いしたのは俺なんだ。』
『そして苦しませたのはお前』
『なんでお前だけ…!お前だけッッッ!!!!』
『ずっと、幸せそうに…ッ(小声)』
『さっき俺言ったよね?「殺したいぐらい憎んでる相手に情けは無い」って。』
『お前の個人情報、全部SNSに投稿するから。』
『お前がどんなに悔やんでいたって、反省したって、俺に謝ったって、』
『この決断は変えないよ。』
「…」
もう何も言えなかった。
fjはこんなに追い詰められていたんだ。
しばらく沈黙が続いた後、先に口を開いたのはfjの方だった。
『ハッピーメリークリスマス。ky。』
そう言って電話が切れた。
fj side
学生時代、俺をいじめてきた奴に電話をかけてみた。
本当は直接会って話したかったけど、流石に無理だよね。
今は実況者をやっているらしい。
TOP4というグループもあるぐらいだ。
本当に、本当に、
幸せそうだ。
過去の事なんか忘れ去っていそうだ。
それがとても憎い。
こっちの気も知らずにさ。
楽しい気になっている所悪いけど、
痛い目に遭ってもらうよ。
「ky〜!久々に声聞いたわ〜」
電話中、本当にあいつは怯えているようだった。
動画とは全然違う、震えた声に笑いそうになったよ。
途中、電話を勝手に切られたけど、ちょっと脅したらすぐに掛け直してきた。
『個人情報は、…お願いします…本当になんでもするから……ッ』
なんて懇願してきてさ。
何言ってんだよこいつ。
だから言ってやったんだ。
「は?ふざけんじゃねえよ。」
ってね。
今度は俺がお前を苦しめる番だ。
「ハッピーメリークリスマス。ky。」
最後に込み上げる笑いを噛みしめながらそう言って電話を切ったんだ。
さて、俺はこれからやらなきゃいけない事かがあるよね。
SNSアプリを開き、実況者、kyの学生時代の悪行と彼の個人情報を思いついたものからどんどんと文字を打っていく。
化けの皮被った悪人だって事、晒し上げてやるよ。
「こんなもんかな。」
俺は迷いなく、送信ボタンを押した。
間もなくして、どんどんと数字がついてゆく。
いいね数も、リポスト数も、コメント数も
コメ欄は少し荒れている模様。
まあ俺にはそんな事関係ない。
投稿したらkyから電話が掛かってくるかなと思っていたが、杞憂だったみたいだ。
そうだ!TOP4のメンバーの情報もばら撒こうかな!
せっかく集めたんだから、使わなきゃ勿体ないよね!
仲間の事も晒された理由が自分のせいだと知った時、あいつはどんな反応をするだろう。
絶望するかな?
きっと仲間からも見放されるだろうなぁ。
軽蔑されるだろうなぁ。
「あは、っ…あはははは!」
はぁ、本当に楽しみだなぁ。
きっと、もうこの業界ではやっていけないかな。
あいつも。俺も。
道連れにできたんならいっか。
ここまで復讐が成功するとは思わなかったよ。
本当に、
「今日は」
「最高の」
『最悪の』
『「クリスマスイヴだ。」』
🥐
私はクリスマスネタはほのぼのを書きたかったんじゃなかったの?
え?ゑ?
どうしてこうなったんだ。