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※木兎光太郎の夢小説
※キャラ崩壊注意
※原作とは関係ありません
「」→夢 『』→木兎光太郎 〔〕→その他キャラ
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スマホの画面に「赤葦京治」の名前が表示されていた。少し迷ってから、通知を開く。
〔...お久しぶりです。夢さん。木兎さん、最近少し様子がおかしいです。練習はしてるけど、心ここにあらずで。もしかして、何かありましたか?〕
画面を見たまま、しばらく動けなかった。
深呼吸をひとつして、指を動かす。
「赤葦くん、久しぶり。連絡ありがとう。光太郎とは、別れました。」
少し間を置いて、また文字を打ち込む。
「光太郎最近凄く疲れてた。仲間のことも、私のことも、バレーのことも全部に一生懸命で、疲れてるのに全部大切にして、そんな光太郎を見てるのが辛かった」
「光太郎には、バレーに集中して欲しい。私は、光太郎の重荷になりたくないの」
手が震えたけれど、”送信”のボタンを押した。スマホの上にこぼれた雫を拭き取って、暗く静かな夜空を見上げた。