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気分転換的な感じです。


画像

※マフィアパロ

※女体化


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幼い頃からずっと言われてきた。




『素直な子』


人に逆らわず、言われた通りにしていた。

いや、言われた通りにしか出来なかった。引き取ってもらった身としてそうするのが当たり前、そう教えられてきた。

言うことを聞かなかったり、反抗したりすると殴られる。今だったら避けることも可能だが、幼少期に植えつけられた恐怖がそれを邪魔する。

エスカレートして殺されるかもしれない。そういう人を何人も見てきた。





毎日15時間以上訓練させられて、ろくに食事も与えられず言われたこと以外の行動は制限されている。

そして….

「おい、1506。話がある。着いてこい。」

「はい。分かりました。」


この組織の人間は番号をつけられ、それぞれランクで分けられている。

訓練中の者のランクは1から15まで存在しており、1が最低ランク、15が最高ランクと、強さによって定められたものだ。ランクは番号の初めの2桁にされ、後ろの2桁はそのランクに上がった順が示されている。


俺の場合は15ランクに6番目に上がったということになる。俺は上がったばかりだが、今最高ランクの人達はもう少しで任務に出される。


なんて考えながらも組織の人に着いて行った。



「1506、初任務だ。」

「えッ、?」


そこで言われたのは先程考えていた任務のこと。だが俺は混乱していた。


「そんなっ、俺にはまだ早いです!」

「幹部からの命令だ。『ドズル社』という組織を潰してこい。一人でだ。」


最高ランクに上がったのは本当につい最近のこと。話によると、任務へ行くにはそこからでも2年はかかるそうだ。なのにどうして。

しかも一人って、流石におかしい。

聞きたいことが山ほどあったが命令なら仕方ない。はい、と答える他ないだろう。


「分かり、ました。」


あまり乗り気ではなかったがこれ以外の選択肢なんて無い。




ーーーーーーーーーーーーーー




「ここかぁ…..。」


周りを背の高いビルに囲まれ目立たない場所にあるドズル社のアジト。5人しか居ないが、一人一人が物凄く強いらしい。初任務、しかも単独で乗り込むところではないだろう。それでも行かなければならない。


俺は壁の小さな凹凸を使って登り、最上階の窓を割って入った。



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