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もし、連絡しなかったらあの男はずっとここで待ち伏せするんじゃないだろうか?


そのうち駅まで追いかけてきたら…

嫌な考えが頭を過るが、これ以上店長に心配されたくないので、よろけながらも歩き出す。


「待って待って…そんな状態の君をほおっておけないよ。何かあったの…?」


私の行く先を阻むように、目の前に立ちはだかると真剣な声で問いかけてきた。


いつもなら、強気に返事をするけど、今はできない。無言で首を横に振る。


「分かった。じゃあそれ以上は聞かないよ。でも、君のこと、家まで送らせてくれないか?お願いだよ…」


よほど酷い顔をしていたのだろうか。泣き出しそうな顔で、頼み込んでくる店長。


まるで、店長の方が被害者みたいだ。


(何で…そんなに心配するの…私があなたに言ったこと、忘れたの…?どうして…)


今更、赤くなった腕が痛み出し、ぎゅっと押さえる。


いっか。どうせ電車の時間、過ぎちゃったし。待つのダルいから、送ってもらっても。


ただ、それだけの理由だ。


「じゃあ…お願いします。」


決して、心を許した訳じゃない。

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