「あ、、、るじ、、、」
誰、、、?誰が私を呼んでいるの?
「主、、、さ、、」
何、、、?なんて言ってるか良く聞こえないの、、、
「主様‼︎‼︎‼︎」
[ジリリリリリリリリ]
「ふぁ、、、うるさい、、、」
朝を迎えたことを知らせるアラームが鳴り響いた
「もう朝か、、、」
一体何回目だろう、、この夢を見るのは、誰かが主、、、いや主様と叫んでいる夢。
私の憶測だが、、、主様というのは私のことなのだろう
「なんなんだろう、、、この夢」
[ピコン]
「ん、、、?」
スマホを見ると一通のLINEが届いていた。
「誰からだろう」
開いてみるとどうやらベリアンからのLINEのようだ。
{おはようございます🌸さん。今日丁度ロノくんとバスティンくんと予定が合いまして、
出掛ける事になったのですが良かったら🌸さんもどうですか?}
っという内容だった。
私は今日は用事が無かったため、すぐさま行きたい!と返信をした。
私が返信したそのすぐ、ベリアンから{かしこまりました。では11時に迎えに行きますね}
と返信がきた。
「え!?」
私は思わず声を上げた、だって今は10時なのだから。
「後一時間しか無い!」
「急がなきゃ!」
[ピンポーン]
「はーい!!」
勢いよくドアを開けるとそこにはベリアン、ロノ、バスティンが居た。
「よっ!🌸来たぜ!」
元気にロノが喋りかけてきた。
「うん」
「迎えに来てくれてありがとう〜」
「いえいえ、、、急に声をかけてしまったのは私達なので、、、」
「それに🌸を1人で向かわせたくなかったからな、、、」
「じゃ!🌸行こうぜ!」
「うん」
そういえば出掛けるとは言っていたが、、、何処に向かうのだろう、、、?
「ねぇベリアン」
「はい?」
「何処にいくの?」
「ふふっ、、、それはですね」
「遊園地に行こうと思います」
楽しそうにベリアンは言った。
「遊園地、、、?」
「あぁ、、、遊園地だ」
「あ、もしかして🌸は遊園地ダメだったか?」
「いや違くて、、、!」
「遊園地ってそんな近くにあったかなって、、、」
「それは問題ないですよ」
「え?」
「ロノ君が免許をとりましたからね♪」
「え!?ロノが!??」
「どーです?凄いでしょ〜!」
「凄いよ!ロノ!」
「ヘヘッもっと褒めてくれて良いんだぜ?」
「近くのパーキングに止めてあるから行くぞ🌸」
「えっあうん」
「おいおい、、、バスティン」
「もしかして嫉妬か?」
「は?」
「🌸に褒めてもらいたくて嫉妬したんだろ〜」
「嫉妬深い男は嫌われるぞ〜」
「なんだと、、、?」
「こっこらこら、、、2人とも」
「ある、いえ、、、🌸さんの前ですから」
「あっすまねぇ、、、」
「、、、?」
ある、、、?誰だろう、、、?あるっていう人が居るのかな?
「あっ着いたぞ🌸!」
「おぉ!!」
私達は次々にロノの車に乗っていった。
「よし!それじゃ出発〜!」
「荒い運転したら殺すからな」
「しねぇよ、、、そんな運転、、、」
「っていうか🌸の家行く時もそんな運転してなかったろ!?」
「ふんっ、、、」
「お前なぁ、、、」
「まぁまぁ、、、」
ロノとバスティンの喧嘩をなだめながら私たちは遊園地に向かった。
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