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……………………………………………………………ULTIMATE(特別事案機動部隊)主要役職
初代総監 真島俊(30)…主人公
総監補佐 沖琉太(27)
中央指令部長 赤木龍一(19)
中央指令部員 越前龍馬(21)
中央指令部員 松永優大(21)
中央指令部員 工藤哲也(31)
中央指令部員 室口翔平(28)
中央指令部員 菊池謙介(23)
第1実動部隊長 倉木勇也(36)
第2実動部隊長 片倉旬(32)
第3実動部隊長 浦賀啓介(30)
第4実動部隊長 南雲知憲(33)
第5実動部隊長 高島康安(35)
「これより、人質救出及び島からの生還を最大目標とする、尚その際、犯人射殺はやむを得ない場合を除いて禁止する」
南雲が作戦を発表していると1人の隊員が走ってきた。
「失礼します。犯人の身柄が特定出来ました」
「名前は?」
「成海貴俊22歳 警察庁特別広域緊急部隊所属の警察官です」
「警官か」
「失礼します、たった今こちら側にとある集団が向かってきているとの情報がありました」
「何?」
「旭日章の旗を掲げていました。恐らく警察かと」
「失礼します、先程警察からの強制帰還要請が出たとの事、どうされますか?」
「総監は?」
「指示に従い本土に帰還されました」
「人質救出後、本土へ帰還する」南雲が言うと隊員達は、ヘルメットを被りだした。
「これより救出作戦を開始する」南雲の指示のもと、隊員達は空き家に隊列を組みながら向かった。数分後警察庁特別広域緊急部隊と警視庁特殊急襲部隊(SAT)が到着した。
「成海の救出を最優先に行う、恐らく警衛隊も出動しているだろう、極力、警衛隊との衝突は避けたい」警察庁特別広域緊急部隊長の井浦幸伸が言うと隊員達は一斉に空き家に向かった。警衛隊隊旗と警察の旗を掲げた集団は一糸乱れぬまま空き家に向かった。それをみて住民達は呆然と立ち尽くす事しかできなかった。1時間後南雲達は、空き家の前に着いた。
「よし。行くか」南雲が呟いた時、後ろから特別広域緊急部隊とSATがやってきた。
「南雲第4実動部隊長ですね?」
「あ?」
「警察庁特別広域緊急部隊長の井浦幸伸です。ここからは、我々で協力し合い島からの生還を目指しませんか?」
「何をやったかわかってるのか?あんたらは俺達の仲間を拘束した」
「申し訳ないと思っています、生還したあと理由はご説明致します」
「どうだか。警察は信用ならんからな」
「とにかく、今ここは危険です、警察がこの島に派遣した部隊はまだ1度も生還できておりません、まずは生還を最大目標とし、作戦を実行する事が大事なのではないでしょうか?」
「わかりました。我々は赤木、工藤、越前の救出を行います」
「我々は成海巡査部長の救出を行います」お互いに目的を達成話すとそのまま空き家に侵入した。空き家の前にはSAT及び第5実動部隊が見張りに当たった。
「赤木、工藤、越前無事救出完了」
「成海巡査部長、救出完了」救出が終わるとそのままヘリがある海辺に向かった。
「生きて帰らせるな」
「了解」上妻は部下に彼らの殺害を命じた。その頃、彼らは森の中に入り、海辺に近づいてきた。その時だった、前方から何やら物音が響き渡った。
「前方注意、射撃開始」前方警備に当たっていたULTIMATE隊員が発砲を行った。
「後方人影あり、射撃開始」後方警備に当たっていたSAT隊員が発砲を行った。3つの部隊全てがレベルの高い射撃部隊であったことから、次々と射殺を完璧にこなしていった。しかし同時に少数ではあるが負傷者も出していた。その頃、本土からは彼らの救出を目的とした救出部隊が警察と警衛隊の合同で結成されていた。
「くっそ、きりがねーな」南雲は、銃弾をこめながら呟いた。
「南雲隊長、後方ー」
「あ?」南雲はゆっくりと後ろを振り向いた。
「ゔ…」ヘルメットを脱いでいたのが仇となり、首に銃弾を受け南雲はその場で倒れた。
「くっそ、撃たれたか」第5実動部隊長の高島は、すかさず発砲を行った。