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イタリア王国side
はっぁはぁはっ…痛い、痛い
怖い動けない、こわいこわいこわいこわいこわいっ…
あ、あぁ…
違う、僕が望んだのはこれじゃない…違う、違う
「望んだのはこれじゃないでしょ?」
そう目の前で言われちゃったら…
「俺が分からないの?」
分からない…?分かってない
「もし、」
手を取られる、
違う、君は…僕の知ってる人だ
あぁ…気分が悪い、
…逃げたいとにかく逃げて、にげて…
ここから今すぐ逃げ出したいのに…
足はしっかりしてる。
相手の目をしっかり捉えてる。
金縛りにあったみたい
立ったままで、
床にへばることも、下を向くこともできない。
無理矢理、下を向くことも…
「分かった?」
「ねぇもうやめにしよう?」
「全部さ、俺に預けてくれれば」
沈んでく、
相手も、自分も
意識も
「起きて、怒らないでね」
「私と一緒ではだめですか」
聞き慣れない声…
…?
違う、僕が知ってる人の声…だよね?
さっきから違う人が写ってる。
知ってる人…いつも見てる人、ここまでついてきてくれた人…
知らない人、似てる人…でも、知ってる…?
手は、あったかくて…知ってる人
「ほら、ちゃんと言ってくださいね?」
分からない、誰が誰で…君は…?
僕は、まだ無意識なの?
コメント
3件
声の正体たった誰なんだろう…?やばい、続きが気になりすぎる!待ってます!!
次回から少しH表現が加わると思います。 うまく書きます…頑張って、