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[ 化け物 ]
ある任務中、ふと耳に入った、そりゃぁ俺は人の記憶を見れる、楽しい記憶、辛い記憶、
はたから見たら変な人だろう、それは俺も共感だ、俺自身、他の人に自分の記憶を見られるとか、絶対嫌だし。
…気にしていない、つもりだった、慣れているし、兄ちゃんとかはこの開花を受け止めてくれるから。
けどやっぱり精神に来ていたのか、その次の任務でらしくない怪我をしてしまった。
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[ い “ ってぇぇ”” 泣 ]
[ 七悪 、 ぎぶっ、ぎぶッッ” ]
夜桜家の治療室で、猫耳パーカーを着た三男の叫び声が聞こえる、任務で怪我をし、末っ子に治療してもらっているらしい
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[ 我慢してよお兄ちゃん ]
[ 怪我治さないと駄目でしょ 、 ? ]
末っ子殻の正論を言われ、ぐぅのねも出ない三男 、いま治療室にはその2人、そして、たった今、長男、長女が入ってきた 。
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[ やぁ、起きたかい、嫌五 ]
そのうちの長女、、夜桜二刃 が 優しく声を掛ける
[ 二刃ねぇちゃん! ]
その声にぱぁ、と明るい笑顔をする三男
2人を見ながら小さくため息をする末っ子
静かに見守っている長男、
2人の会話はすぐ終わり、部屋には気まずい沈黙が流れた
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( きっまず〜、、 )
夜桜家三男、俺、夜桜嫌五は、先日の任務で瀕死になるほどやらかした。
七悪曰く 1週間程眠っていたらしい、
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[ 、、 あ、僕学校あるから、、じゃあね、嫌五にぃちゃんたち! ]
気まづい沈黙を破ったのは末っ子だった、が
学校、といって部屋を出ていってしまったので、また沈黙が流れる
… あいつ、、気まづい雰囲気のまま俺を置いていきやがった、、
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