♡ 日和 より 飛鳥組 ( 💙🍛×❤️🍠 ) 小説
⚠︎ ○○しないと出れない部屋、赤面、カップル、R15表現注意 ❤️視点メイン
💙🍛:『』
❤️🍠:「」
mob:“”
ワンクッション
これは、❤️🍠と💙🍛が付き合った少し後のお話である____。
⟡❤️🍠side
見えるのは、どす黒い闇。まるで深い深い眠りについていたような感覚の中、僕は目を覚ました。
「ん”っ…、こ、ここは____」
“ようやく目を覚ましたね。こんにちは、あるいはこんばんは。妹子ちゃん”
答えを与えるよりも先に、天井に付いているであろうスピーカーから無機質な音声が聞こえる。自分のものではない、聞き覚えのないその声に、ただゾッとする。これは、太子の声なのだろうか。
「妹子、ちゃんって…なんで、僕は男ですよ。それになんで僕の名前知っ」
“さぁ、妹子ちゃんはここがどこだか分かるかい?”
「だから、妹子ちゃんって…、いや、なんでもないです。わかんない、ですけど」
僕はあまりに身に覚えがないので、昨日の記憶を辿る。たしか昨日の夜、太子と一緒に夜ご飯にカレーを食べて…、あ、そういえば昨日のカレーやたらとツナ入ってたな。そんなに好きじゃないのに。…、なんて、愚痴(惚気)を零している場合ではない。今は何故ここにいるのか考えないと____
“ふふ、分かんないか、そうか。ここはね”
そう機械的な音声が呟いた瞬間、暗かった部屋にパッと明かりが付く。辺り一面真っ白な床、壁、天井。どうやら密閉空間に閉じ込められたようだ。
「こんなところに閉じ込めて、何がしたいんですか…、とっとと出してください」
“出して欲しいなら、壁の上の方を見るといいよ”
音声がスピーカー越しにでも分かるくらいに笑みを含んだ声でそう言うと、上部から幕のような物が降りてきた。なるほど、これで脱出できるのか。そう思った矢先、絶望なんて言葉では表せないほどに希望を失った。
“照れないと出られない部屋”
なぜ?どうしてこんなことをして来るのか。第一そんな照れるようなものもないって言うのに…
カチッ。
スピーカーの奥で、何かを再生する音が聞こえる。次の瞬間____
「太子、なんでこんなにツナ入ってんですか?」
『え~っいいじゃん別に』
「いや、いいですけど…」
『それより妹子、お前本当に私の事好きなのか?』
ガシャーンッッ!!
「なっ、!?そ、そんなこと関係ないでしょうッ、!?/」
『関係あるわ、これでも一応付き合ってんだから…で、どうなの?』
「いや、別に…、そ、それよりなんでそんな事を?」
『なんか妹子最近楽しくなさそうで…、』
「…な……、ません、」
『ん、なんて?』
「だからッ…、そんなことっ…、ありませんよ、」
「…、あんまり何回も言わせないでください、/」
『いもこォォォ…、お前ほんっっとうに可愛いなぁ、!!!』
「あっもう抱きつかないでくださいカレー臭いッ、!!/」
…昨日太子と一緒にカレーを食べていた時の音声だろうか。何故こんな音声を持っているのかは置いておいて、僕の疑惑は確信に変わった。この人は、太子なんかじゃない。
そんなことを言ってる間にもだんだんと羞恥心は込み上げてきて、思わず顔を手で覆う。頭を体育座りした膝に埋め、悶え苦しむ。
その瞬間、ドアが開いた。この僕が照れるなんてなんて言う屈辱だ…、
次の部屋へと歩みを進める。そして次の部屋に待っていたのは____、
「たい…、し、?」
『妹子、!?』
♡1で太子視点書きます。力尽きました。
♡2行ったら続きのR15書くので許してください。
♡3行ったらR18も書きます、どうかお許しを…
コメント
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●●しないと出られない部屋ってエチチだよね マジで●●しないと出られない部屋シリーズ好きだからかけ
( ´∀`)フハハハハてぇてぇてぇてぇ!! 続きはいつまでも待ってるぞい