コメント
2件
ぉふぉふぉふぉ(( 太子目線最高、待ってたよぉ!!ほんと毎回続きが気になって仕方がない。
♡ 日和 より 飛鳥組 ( 💙🍛×❤️🍠 ) 小説
⚠︎ 微oc(ほんとに僅かです!!!)、カップル表現注意 前回の続きです 💙視点
💙🍛:『』
❤️🍠:「」
mob:“”
『ふぁ~…、ここは?』
長い間眠っていたような感覚がする。辺り一面真っ暗闇で、光のひの字も見えない。
“ようやく起きたかぁ…、もう6時じゃぞ”
知らない人の声。どこかにスピーカーでもあるのだろうか。声の主が、機械なのか人なのかも分からない。何が“ようやく起きた”なのかも分からない。この人は私が起きるのを待っていたのか?
『ようやく…って、今何月何日何時何分地球が何回回った時なんだ、!?』
“騒がしいの~…、それをやって許されるのは小学生までじゃ”
『くそう…、ほんとに誰なんだおま~~っ…、』
“いや、だからわらわだと言っておるじゃろう”
『言われてないよ…』
喋り方からして妹子では無い。…いや、こんな喋り方の妹子もありかもしれない。というか良い…
“ま~良いが、…でここからどうすればいいんじゃ?”
奥に人でもいるのか、誰かに助けを求める声まで聞こえる。
『あの~…、早く出して貰えませんか…』
“ああすまん、今せとうtッ”
スピーカーから聞こえる声が止まったかと思えば、すぐに断末魔が聞こえボカボカと殴られてる音が聞こえた。…なんか、私と妹子みたいだな。まぁ、私は妹子と遊びたくてやってるんだけど。…あれ、そういえば妹子は?あのお芋、いっつも私と一緒じゃないと何も出来ないのに。
“ごほッごほ…、すまん、今戻った。んで、太子どのにはこれをして欲しいんじゃが”
そう言うと部屋に明かりが付き、ただ1人部屋で体育座りをする私を照らす。そして、天井がパカッと開き__上から、幕のようなものが降りてくる。
“【妹子の好きなところを5つ言わないと出れない部屋】…、らしいぞ”
なーんだ、楽勝じゃないか。5つなんてすぐ出てくるぞ、すぐ。
『5つだけで良いんだな?本当だな?男に二言はないぞ?』
“いやわらわ女じゃが”
『えマジで?』
“いいから、さっさと言うんじゃ。妹子どのの好きなとこ、5つ”
『う~ん、可愛くて、素直じゃないけど私に構ってくれて、でも私が居ないところでは私を探してるって言うツンデレなところと、私が仕事してないときに代わりにしてくれるとこと、ツナが好きなところ』
“なんか、後半適当じゃな…、まぁ一応5つ言ったから許してやろう”
また一発ドカッ!!と殴る音。この人ずっと殴られてんな。
“す…、すまん、可愛いっていっても具体的にはどんなところが…ぐはッ…”
『う~ん、ツンデレっていう内面的なとこも可愛いけど、妹子華奢だしなんか守ってあげたいっていうか~…』
“ふ~ん、”と内心どうでも良さそうな一言で返される。せっかく言ったのに…。
“じゃあ解放してやるか…”
と言うと壁(だった場所)がズズズズ、と開き、次の部屋らしきものが見える。その部屋にされるがまま入る。やっぱ、1人だ…。妹子来ないかな…、と思っていたのも束の間、もう一方の壁が開き赤ジャージを着た人物が入ってくる。
「たい…、し、?」
『妹子ッ…!?』