テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#gaster
つゆつゆだく
191
211
197
初心者ァァァァ!@3食ふりかけ
87
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
この世界には、人間とモンスターという、2つの種族がいました。
しかし、ある日この種族間で、数十年に渡る戦争が起きました。
長きに渡る戦争の末、遂に人間が勝利し、モンスターは地下世界へと追放されました。
それから数十年の歳月が流れ
20XX年のイビト山……
Frisk「ここがイビト山……ここに、地下世界への入り口がある……」
茶と白のツートンカラーのおかっぱに、右目から金の花が生えている白い糸目の子供。
どこからどう見ても“人外”という言葉が似合うこの子供だが、それもそのはず、この子はモンスターと人間の間に生まれた、とある少女の子孫……つまり、モンスターの血を引く人間だ。
それ故に、人間からは「穢れた血を持つ子供」として忌み嫌われ、迫害される日々を送っていた。
そんな日々に嫌気が差し、とうとうモンスターが追いやられたと聞いたことのある地下世界へ通づる道がある「イビト山」へと足を踏み入れたのだ。
Frisk(…でも、僕は半分は人間の血を引いているし……モンスターからも迫害に近いことされたらどうしよう……)
一縷の不安を抱きながらも、彼には人間の住む街へと戻る気は毛頭無かった。親も居ない孤児であり、モンスターの血を引いている子供を、一体、誰が望むのであろうか。
否、誰も望まないであろう。それが分かっているからこそ、彼は“もしかしたら”の期待にを賭けて、地下世界へと足を踏み入れる。
例え、その先に待ち受けるのが、どんな過酷な世界であろうとも┈┈┈┈┈
???「……Cross。“あの世界”から妙な気配を感じるよ」
真っ白い肌に真っ白い髪を持つ、これまた人外のような容姿をした少年が、骨の姿をしたモンスターの周りをふよふよと飛びながら話しかける
???「?妙な気配…?あの世界って、もしかして“Bossが前々から目を付けてた ”っていう……」
骨の姿をしたモンスターは、浮いている少年に怪訝そうに一瞥くれてやりながらも、“Boss”と呼ぶ声には隠しきれない敬意が読み取れる。
そんな相棒を気にも留めず、少年は続ける。
???「うん。あの世界から、今までに感じたこともないソウルの気配を感じる……」
???「……なるほど……」
???「どうする?Bossに報告しに行くか……それとも……」
少年は、悪戯っぽく笑ってみせる。こういうところは年相応に見えた。
???「“アイツ”に先こされる前に、こっちから出るか……」
骨のモンスターは、暫し考え、顔を上げた。
???「そうだな。事故報告にはなるが、時間もあまり無さそうだからな……仕方ない」
???「流石相棒!そう来なくちゃ!」
少年は笑みを浮かべながら、モンスターと共に紫色の淡い光を放つ“大鎌”を取り出した。