テラーノベル
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店の男がマサルを見て渋い顔をした。
「お客様がお売り出来るのは、もう×××の記憶だけです。
この×××が何であるかは、お教え出来ません。」
「そこを何とかお願いします。
自分はもうどうなっても構やしないんです。」
マサルの決意は固かった。
「あとの責任は、負い兼ねますよ。」
男は青白い顔で冷たく言った。
数日後、母親が目覚めると、枕元に見覚えのない一千万円の札束が置いてあった。
その後、マサルの姿を見た人は誰も居ない。
完
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