2話、スタートです!!
「うぅ…」
今日、授業に全く集中出来なかった…
"どうしたの?もう下校だよ?"
「えっ!?え、あ、うん…」
絶対昨日のあのせいだよ…!
死にかけて、
かっこかわいい人に助けて貰って…
「っ…//」
あーもういやいや!!やめだ!!
気分転換にクレープでも、そうだ、うん、甘いものを食べよう、そうしよう
"あの、ほんとに大丈夫?w"
「問題ないよ!うん、この通り!!」
でも1人で行くのもなんか虚しい…
「ねぇ、甘いもの食べて帰らない?」
"え、いいね!!って…言いたいところなんだけど…私今日予定が…"
「うぇ〜、そっかー、それはしょうがないね」
"誘ってくれてありがとね!今度また一緒に行こ!!"
「うん、もちろん!」
"じゃあね、また明日!!"
「ばいばーいっ、」
っふぅ、しょうがないか
1人でクレープ食べよっと
「ん〜、おいしっ!」
やっぱクレープは美味しいな〜!
『…なぁ』
「んっ、!?」
びっっっくりした…って、
「えっ!?!?」
昨日の男の子…!!!
『…たまたま見かけたから』
「え、あ、…えと…何か、私に用でも…?」
『…タオル、返したかってん』
「あ、あー!!ありがとう…!」
『いや、こっちのセリフ、あんがと』
「いやいや、こっちは命助けてもらった身だし…!」
『…それもそやな、w』
「おいっ?w感謝してますけど…!」
『はははw』
やば、恩人とこんな気楽に話していいのかな
ってか、私より少し年齢上そうだな
『えーと…名前は…』
「あ、夜半(ヨナカ)って言うの!」
『ふーん、…ヨナカ、タオルあんがとな』
「いえいえこちらこそ…!!」
話せば話すほど可愛いし、
優しい人ってのがじわじわと…
『…じゃあ、またな』
「っえ!ま、まって!!」
『…昨日に続いて、何やねんw』
た、確かに昨日も呼び止めちゃった…
「えっと…」
ってか…私、なんで呼び止めたんだ…
「…く、クレープ…一緒にどう…?」
うわぁ…!!どうすんのこれで甘いの嫌いだったら…もう最悪…
『え、ほんまっ!?さっきから美味そうやな思っててん!!』
思ってたんと、違う
「奢ります…」
『え、いや、流石に自分の払うけど…』
「奢らせて!!恩人様!!」
『は、ぇ…、そ、そこまで言われたら断れんな…w』
「えへへ、…w」
『ほな、ごちになりまーすw』
「任せなさい…!」
『うんまっ!!やば!幸せほるもん!!』
か、かわいい…うぐ…
「おいしいならよかった、w」
『久々に甘いもん食ったわ〜wやっぱええな、甘いのは』
「甘いの好きなんだw」
『せやで〜、』
『………、ん、』
「…へ、?」
きゅ、急になんだ…?
『あんた、不幸体質なん?』
「え、いや、普通のはず…?」
『…じゃあなんで立て続けに狙われるん?』
「…どういう…ッ」
『逃げるで! グイッ』
「えっ、はいっ!?」
『タッタッタッ』
「は、速いぃっ!!」
手繋がれたままだと足がもつれる…!
…ん?手繋がれたまま…?
「っきゃぁぁぁぁぁ!!!///」
『うおっ、なんや急に、!黙っとれ!』
「ごめんなさぁいっっ!!」
『あ、クレープ…むぐっ』
残りのあの量1口!?!?!?
『ゃばぃっ、おいちゅかれるぅっ!』
かわいいのやめてね!?
「追いつかれる…何、?クルッ」
後ろ…っえ、
「きゃぁぁぁぁぁっっ!!!」
『だからうるっさいねん!感覚集中してんねんから!!耳元で叫んどるんちゃうぞ!』
「すいませんでしたぁぁっ!!」
だって、だって…!!!
後ろに!!
めっちゃ前傾姿勢で走ってくる、足が多い奴が…!!!
『昨日襲われてたのとはちゃうからな』
「見ればわかりますぅっ!!!」
どうしよう、だんだん距離縮まってる気が…!!!
「ね、ねぇ、…!これ逃げられるっ!?」
『いや、無理やね!』
「そんな元気よく言わないでよぉぉっ!!」
『大丈夫、掴まっとって』
「…へ、ど、どこに…?」
『…俺が掴んだ方が楽か、ギュッ』
え、私脇に抱えられて…っ
「っわぁっ!?!?!?////」
『ヨルちゃん、高所恐怖症ちゃうよな?』
「ヨナカです!!大丈夫ですけど!」
『…ほな、高所で戦おか』
「…ほえ、?」
『いくで〜っ!!』
そう言うと、マンションやビルの少し飛び出た所を、
蹴って、蹴って、蹴って…
「お、屋上っ…!?」
『速いやろ〜、落ちんのも速いで!』
と言うと、屋上からジャンプで飛び降りた
「いやぁぁぁぁぁぁっっ!!!!!」
『場所バレるやろw静かにしいw』
ガラガラガラッッバコンッッ
『っ、やっば…』
「へ、」
ドーンッッ
『…っ、たた…けほ…ッヨルちゃん大丈夫?』
「ヨナカです!大丈夫ですけど!!
怪我ひとつ無いです!」
『…ほなええわ、』
「いや良くないけど!?君至る所から血が…!」
『いや〜、にしてもびっくりやわ、
落ちとる時に壁突き破って、
そのままぶっ飛ばされるとは…』
「ってかよく受け身とったよね…」
『人間ちゃうからな』
「…っん???????????」
『っははw
でも、別の屋上で止まれたのは好都合』
『さーて、こっからやるかぁ…』
ドンドン ガシャーン
『…全方向から音とか、w
、…図体でかい癖に小賢しいな、あいつ』
雰囲気変わった…
『ほら、来いよ』
ズシャーン
『…うるさいなぁ、俺身体中敏感やねんで?』
っ…!?
刀?剣?…構えてる…
本当に、人間じゃないんだろうな…
「…私、どこいれば…」
『俺の後ろ、真後ろや、離れたら死ぬで』
「ッ…!//う、うん…!」
『スゥー……っあー、余裕やわ、10秒で終わらす』
「、え」
んん…?パーカー被った…
なんか能力得られるのかな…って、
そんな漫画みたいな展開ないか
『ヨルナちゃん、
見たくなかったら目瞑っててな』
「よ、ヨナカです…」
でも、この人のかっこいいとこ見たいから
目開けちゃう
「…死なないでね?」
『死ぬわけないやろ』
あー、作者は今回も楽しかったです
よかったらコメントと♡していってね〜
コメント
3件
今回もめちゃくちゃ良かったよ!!!! あら〜!!!もしかして好きなの? なら凄く相手が悪いわね☆(?) おっと…ここまで来たら 不幸体質と言うよりは彼女の因果関係で 呼ばれたのかもよ〜!!!(?) ヨナカちゃんが怪我してなくて 本当に良かった…!!! 次回も楽しみに待ってるね!!!!