泣きながら私は校舎を飛び出した
キーンコーンカーンコーン
「何校舎裏でうずくまってんの?」
「…」
「なんか喋れよ」
「…何?」
「うわっ!喋ったッ!」
「何?」
「お前なんか怖いな」
「何?」
「何しか言わんやん」
「何?」
「お前友達いないだろ」
「何つってんだろ!!!なんだよゴラァえぇ?」
「なんだよお前はっきりとした声出せるじゃねえかよ」
「は?」
「すいませんなんでもないです。
失礼しました。」
「なんだよあいつ、確か3組の縫伊人?あいつ不良なのに科学オタクで変なやつって有名な奴だったっけ?ムカつく!でも何も言い返せない」
「それよりみゆなちゃんあんな風に私の事思ってたんだ。」
「こんな思いしてまで友達なんて作らなくていいよね。」
「私が暗くて不気味だから
友達ができないんだ学校に
行っても楽しくないし私に
もう生き甲斐なんてものは無い
それに私が気づいてないだけで
本当は私はいじめを受けてた
のかもしれない」
「そうだ」
﹁
死
の
う
﹂
「私はルイ高校1年生だ、私は今廃墟の屋上にいます。」
「お母さんお父さんありがとう
お母さん今からお母さんのとこに行くよ」
私は飛び降り、、、、、死んだ?
「あれ?」
「ここどこ?」
「そこはジメジメしてて見るからに
死後の世界って感じだった」
ガサガサ
「ッ!
誰かいる!
あのぉすいまs」
「グコココココココクック」
?!
そこには何かがいた
例え人ではない何かが目はギョロッとしており、身体は大きく、全身真っ白で仮面をつけた何かがいた
「何あれなにあれ何あの化け物?!怖すぎ!死後の世界ってこんな感じなの?!?!輪廻転生とかは?!?!」
「そんなもんねぇよ」
「だよねだよね
1回落ち着こう
あったら私はもう転生してるよね(笑)」
「そうだそうだ」
「は?」
「ん?」
「縫伊人、あんた」
「ん?何?」
「なんでここにいんの?」