TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

「生徒会がなんでこんなトコおんねん…」

「てかゾム見つかったらやばくね?成績…」

「あっ、ス―――…やばい、っすねぇ…w」

「よし取り巻き止めてくれてるしさっさと逃げるぞ!w」

「オッケーw」



できるだけ影を薄くしてらっだぁと廊下を足早に駆け抜ける。


そのまま逃げるように屋上へ向かった。








「ん〜、やっぱ気持ちいいなーっ」

「今日そんな風強ないし、ちょうどええな」

「それな。ゾム今日何食うの?」

「俺今日は唐揚げやなぁ」

「おい俺の好物!よこせ!」

「あとでカルピス奢りなw」

「やったー!!」



嬉しそうに笑うらっだぁにつられて、つい俺も顔が緩んでしまう。


ホンマに、なんでこんなやつがいじめられてんねやろ。




俺は、お前が、



「…ゾム?」

「ん?なんやらっだぁ」

「いやなんか珍しく考え事してそうだったからどうしたのかなーって」

「一言余計やねんお前」



なんでこんなときだけこっち見とるんや。


知られたくないことばっか覗かれるみたいで、踏み出すのが億劫になる。


そんなんやから、お前になんも言えてへんねん。




だからまだ、俺の隣におってくれ。











ゾムと飯を食うお決まりの場所となっている屋上。


ここなら人はめったに来ないし、先生にもバレない絶好の隠れ場所だ。


さっそくゾムからもらった(奪った)唐揚げを食べようとマスクを下げて口を開けた。



「おい」

「わ゛ぁーーーーーッ!?」

「うるっさ…」



本日二度目の絶叫が俺の喉から飛び出る。


朝のゾムといい今といい、声をかけられるタイミングが良すぎるんだよ。


なんで絶対びっくりしないところで叫ぶの俺。


…じゃなくて、




「誰すか〜?」

「『誰すか』ちゃうわ。声でどうせ分かっとったくせに」

「ネタバラシよくないよ?きょーさん」

「何がネタバラシやねん。俺忙しいんやけど?」



はぁ、と溜息を吐く、俺の腐れ縁のきょーさん。


黄色いパーカーとサラサラの茶髪がトレードマークのイケメン。


クラスも違うしあまり会う機会はないけど、見かけると声をかけてくれる。



「で、今日はなんの用?」

「目が笑ってないんやけどお前」

「だってどうせロクなこと頼まれないじゃーん」

「はっ倒すぞ。…まぁええわ、単刀直入に言うで」

「なに〜?」





「お前、生徒会に入れ」


”嫌だ”と思ったらいじめになるんだって。_Victim

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

205

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚