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1話,優しい兄
注意、フィクションなので、登場人物の考え言動が可笑しい部分が大体あります
作者,りさ
登場人物,
糸師冴、糸師凛、糸師母、糸師父、モブ
主人公
糸師凛
いつからだろう、俺がこんなにも衝動が強くなったのは。
そう親”には”教えられて過ごしてきた俺の目の前にはいつもコートにたって、サッカーに取り組んでいる兄、それを応援する馬鹿な母や父、チームの仲間が居て何故かうるさいし、鬱陶しいと思ってしまう。
でも確かに兄のサッカープレイは凄い綺麗で滑らかなボール裁き、これを見てしまえば「天才」「神童」「日本の宝」などと言い、騒ぎ立てインタビューをする大人それが俺は大っ嫌いだ。
だが、俺はそう分かっていても兄が大好きで世界で一番優しい兄だと思い続けた。
試合も後半になってきた頃に、兄が誰かにパスをする、とても綺麗で滑らかなボールだ、俺は耐えられず,,,「ボンッ!」とボールをうってしまった。その時俺は「やってしまった」という気持ちが大きく、他の人は「誰だこのチビ」や、「どけ、!」などのチームメイトからの罵倒をふらされ、だが 助けてくれたのは親でもなく、兄だったその時「偉いぞ凛俺とサッカーをしろ」と頭を撫でながら、 言われた。その時俺は嬉しく兄の手にグリグリと頭を押し付けていた。