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「ごめん…遅れた」
「全然。体調は?」
「全然大丈夫 」ニコッ
私は、優等生でいないといけない。優等生だからこそ笑って学校生活を送れる。
誰かとトラブっても自分で悩んで解決をして、最後まで孤独に過ごしていかなくてはならない。周りから見て友達に恵まれているようでも、私はそう思わないし、なんなら自分から突っぱねてる
「…やっぱ菜々香となんかあったろ」
「えー…なんも、ないよ」ニコッ
青く広く晴れ渡る空とは裏腹に私の心は今日も荒んでいく。
「お前、この間からちゃんと笑うようになってたのに相談室行ってからまたおかしいぞ?なんかあったんだろ?言ってみろよ」
あんたに言ってもなんか変わるわけないじゃん…そんなんで解決したら何も困ってない…
「別に本当になんもないから💦」
「…」
しばらく無言が続きやっと叶大が口を開く
「そういうとこなんじゃねーの?自分の考えもあったことも説明できないから『茉耶』もああなったんじゃねーのか?」
あぁ、やっと叶大まで茉耶のこと言い出すようになっちゃったんだな〜…やっぱ卑怯だよねw人って変わってくよね。なのに私なんてこれっぽっちも変わってないやw
「そう言う事言うあんた大っ嫌い」
「事実だ」
「でも」
「今その話はどうだっていいだろ!」
「よくないよ…私だって茉耶のこと傷つけたくなかった…」