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少し時間を戻して、さとみくんが、電話を切ったあとの教室では…
『じゃあ。』
「あとで。」
ガチャ。
「さとみ先生、なんの電話だったの？」
「もしかして、莉犬くんか、るぅとくんのこと？」
「まぁ、そうだけど・・・」
「なんて言ってたの？」
「いや、気になるけど、俺も詳しい内容は聞いてないんだよね。」
「「そうなんだ〜。」」
キーンコーンカーンコーン
「「あっ」」
「みんな自分の席戻って。」
「「は〜い！/はい！」」
「朝の会を始めるぞ。今日の日直は莉犬だけど、いないからるぅとできるか？」
さとみ先生は優しく質問した。がこの声はるぅとくんには聞こえていなかった。
「・・・」
（どうしよう・・）
「・・・？」
（るぅとどうしたんだろ？こんなに考え込むなんておかしい。）
さとみ先生は疑問に思いながらるぅとくんの席の前に移動した。
「るぅと・・・？」
「あっ、さとみくんどうしたの？」
「・・・」
（なにか隠し事してる顔してる・・・）
「さとみくん？なんで何も喋らないの・・？」
それから、さとみ先生はしゃがんでるぅとくんに聞いた。
「どうした？いつもと違うだろ。」
「え？」
「・・授業受けれるか？」
「・・受けれるよ。」
「ほんとか？」
「・・・」
「保健室行ってきな。その状態じゃ無理だろ。」
「・・わかった。」
それからさとみ先生はみんなに指示した。
「ちょっと本読んで待ってて！」
「「は〜い！/はい！」」
トコトコトコトコ。それから、るぅとくんとさとみ先生は保健室に向かって歩き始めた。
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ガラガラガラ。
「にしきくん？」
「はい！なんですか？」
「ちょっとるぅと見ててくれる？」
「分かりました・・・？」
（なんでるぅとくん保健室に来たんだろ？）
「るぅと、ここで休憩してな。」
「・・・分かった。」
その会話のあと、さとみ先生はにしき先生のことを手招きで呼んだ。
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「るぅとくんどうしたんですか？」
「いや、なんか朝から元気なくてな。」
「えっ。そうなんですか？」
「うん。でも詳しい内容は分からなくて・・・。なーくんが詳しいこと知ってるっぽい。」
「そうなんですね・・・。」
「じゃ、るぅとのこと頼んだぞ」
「はい！」
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さとみ先生が教室に戻ろう廊下を歩いていた頃・・・
「あっ！さとみくん！」
「えっ！らおくん！なにしてるの？」
「いや、さとみくんこそ何してるんですか？」
「あっ。ちょっと、るぅとを保健室に連れていってただけだよ！」
「新学期早々大変ですね！ww」
「ほんとだよ！ww」
それから二人は腹を抱えて笑った。
その後、らおくんが聞いた。
「担任代わりに入りましょうか？」
「いいの？」
「はい！」
「ありがと〜。」
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その頃の教室では・・・
「さとみ先生遅くね？」
「「それな/めっちゃ分かる」」
「こんな遅いなんて珍しい。」
「そうなんだよね〜」
そんなふうに話していたら、
ガラガラガラ
教室の前のドアが空いた。
「あっやっと来た〜。」
「「えっ。」」
そこにいたのはさとみ先生ではなく、らお先生だった。
「「らお先生！なんでいるの！？」」
「ちょっとさとみ先生は抜けるから、代わりに来た。」
「そうなんだ〜。」
「とりあえず朝の会するぞ〜！日直誰だ？」
「俺です！」
あっきぃが、手をあげた。
「あっきぃか、よろしく！」
「は〜い！」
こうして、教室は和やかに授業が始まった。
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今回は、ここまで！投稿が遅くなってごめんなさい。
これから、週1で挙げられなくなるかもしれないです！
じゃあまた今度！
ᔦᔧ✩𝕄𝕖𝕣𝕣𝕪 ℂ𝕙𝕣𝕚𝕤𝕥𝕞𝕒𝕤✩ᔦᔧ
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コメント
2件
めちゃいいです！ 続き楽しみに待ってます✨️
