side 繝ゥ繝?ぅ
あれ…
ここは?
俺は誰だっけ?
誰を追いかけてたんだっけ?
誰にどんな気持ちを抱いてたんだっけ?
嗚呼ちょっとだけ思い出した
誰かは思い出せないけど…
心から嫌いで心から尊敬していた
でも、
その人への思いを伝えられなかった
嫌いの気持ちだけをずっと言っていた
でも…その人の職業は好きになれなかった
その人自身は尊敬していて好きだった
俺の事を気にかけていたとっても優しい人
孤独で色の見えなかった俺の世界に
色をつけてくれた人
俺は貴方のような人になりたかったはずなのに
俺は貴方に酷いことを言った覚えがある
貴方に迷惑しかかけてなかった覚えがある
優しい行動を少しはできたのだろうか?
そう考えてるうちにどんどん思い出してきた
お前との昔の記憶
俺はお前のような優しい人間になりたかった
お前を尊敬して追いかけた先は「警察」だった
なんでお前はその道を辿った?
…はは、
本当にお人好しだな。
俺を消してずっとくよくよしてたら
俺が呪い殺すよ
青井らだお。
俺はお前と双子じゃなければよかった
双子じゃなければよかったのにとずっと思ってた
でも俺は
お前の双子の弟の青井ラディだった
お前と離れられて最高の気分だ
俺らはもう双子じゃない
人同士でもない。
俺のことは忘れてくれ
よかったな。俺、青井ラディは偽物で
青井らだおは本物だよ。
…ちょっとした最後の皮肉だよ。
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