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ワンク
シャチペン
悪ノ召使のストーリー版てきな
少しだけ悪ノ娘要素も含まれてる
召使→ペン
王女→シャチ
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…もしも生まれ変われるのならば。
彼女は王女、俺は召使。運命分かつ哀れな双子。彼女を守るならば俺は悪にだってなってやろう。
期待の中俺らは生まれた。祝福するのは教会の鐘。大人たちの勝手な都合で俺らの運命は2つに裂けた。たとえこの世界の全てが彼女の敵になろうとも俺が彼女を守るから。
ペン「…貴方はそこで笑っていてください。」
シャチ「私は王女。貴方は召使」
運命分かつ、哀れな双子。
ペン「あなたを守るその為ならば、僕は悪にだってなります。」
シャチ「…ふふ。それよりも、おやつの時間ね。」
ーー
隣の国に出かけた時に街で見かけた白黒の帽子のあの子。その優しげな声と笑顔に一目で俺は恋に落ちました♡♡♡♡♡。…だけど王女があの子のこと消して欲しいって言うなら、俺はそれに応えよう。
_どうして?涙が止まんねぇや。
シャチ「私は王女。貴方は召使。」
運命分かつ
国民「あぁ、狂おしき双子!」
シャチ「おやつの時間ね!。今日のおやつはブリオッシュだよ」
彼女は笑う。無邪気に笑う。
ペン「…もうすぐこの国は終わるでしょう。怒れる国民たちの手によって。これが報いだとというのならば、僕はあえてそれに逆らいます。」
ペン「ほら、僕の服を貸してあげます。これを着てすぐに逃げてください。」
シャチ「で、でも」
ペン「大丈夫。僕らは双子です。きっと誰にも分からないさ」
ペン「僕は王女。貴方は逃亡者。」
運命分かつ、悲しき双子。
ペン「あなたを悪だと言うのならば、僕だって同じ血が流れてる。」
_むかしむかしあるところに、悪逆非道の王国の頂点に君臨してた、俺のとても可愛い姉弟。
ペン「たとえ世界の全てが貴方の敵になろうとも、僕があなたを守るから」
シャチ「ついにその時はやってきて、終わりを告げる鐘が鳴る。民衆などには目をくれず」
ペン「_お前はそこで笑ってろ!!」
シャチ「_君は私の口癖を言う。」
ザジュッ…
ーー
シャチ「私は王女で、彼が召使だったのよ。」
運命分かつ、哀れな双子
シャチ「私を守る、その為ならば、_きっと彼は悪にだってなってくれるでしょう。」
ーー
ペン「…もしも、生まれ変われるなら」
その時はまた遊んでね。
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