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ガラス
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ポケモンをガラスはXYの時から見てたのですが、
XY&Zまでサトシはイケメンでしたよね。
サン&ムーンからはちょっと…
🐤目線
注意
誤字あるかもです
パクリ❌
🐤女体化
色分け
「あ、鈴さん。」
「ないこさん、お待たせしてしまってすみません。」
「いえいえ、大丈夫です。」
バーに通って半年。
いつの間にかないこさんとは一緒にお茶をする仲になっていた。
これは‘鈴’の計画だったのか、‘りうら’の楽しみだったのか。
時には一緒に買い物をしたり、一緒にご飯を食べたり、
次第に二人の距離は近くなっていった。
桜が綺麗に咲いた日だった。
一緒にご飯に行った後に近くの公園の桜を見に行った。
「すごい!めちゃくちゃ綺麗ですね。」
「今年はいつもより桜の花が多い気がしますね。」
ないこさんはりうらの横を歩きながらいつもの笑顔を見せていた。
急にないこさんが立ち止まり、振り返ると
ないこさんは頬を赤らめながら口を開いた。
「その…鈴さん。」
「ないこさん?」
「俺…鈴さんのことが好きです…//もし…よろしければっ…付き合ってもらえませんか…?」
その言葉を聞いたとき、本当に驚いた。
こんな無口であまり表情が変わらない人間が
こんな優しい人に好意を持ってもらえていたことに。
「…っ…!こ、こんな私で…よければ!」
「…本当ですかっ!」
この返事は完全に演技ではなかった。
‘りうら’は心の底から告白してもらえたことが嬉しかった。
その日は初めて手を絡めあって歩いたことをよく覚えてる。
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「そうだ、この前ね鈴のお兄さんの恋人…じゃなくて
親友さんに会ったんだけどね。」
「…え、雪?」
ないくんと付き合い初めて3ヶ月。
同棲を初めて間もない時だった。
初兎ちゃんが計画的にないくんに近づいていたのだった。
「うん、雪くんとバッタリ会ってさ。ちょっとお茶したんだ。」
「へー…」
なぜ初兎ちゃんがないくんに近づいたのだろうか。
ないくんを狙う任務はりうら個人の任務だ。
初兎ちゃんがないくんに近づく理由はない。
「雪となに話したの?」
「雪くんの恋の相談だったよ。」
「あぁ…兄貴のことか…。」
ただただ兄貴の事を相談するのなら、ないくんに接触する意味はない。
いつものようにいむに相談しとけばいい。
なのにわざわざないくんに接触した。
初兎ちゃんはなにをたくらんでいたのか、わからなかった。
_________________________________
「…初兎ちゃん。」
「よ。」
次の日に事務所に行った時、
初兎ちゃんになぜないくんに接触したのか聞いた。
「なんで、ないくんと会ったの?」
「ないちゃん?」
いつの間にかないくんと接触していたうちに「ないちゃん」呼びに
なっていたことに驚いた。そんなに親しい仲になっていたのか。
「…りうら。お前、ガチ恋やろ。」
「…は?」
初兎ちゃんになにを言われるのかと思ったが、
予想外の事を言ってきたことで頭が混乱した。
「いつか殺すんに、なに恋愛しとるねん。」
「…は、?りうら、別にしてなっ…」
「…してるんやろ。」
その時にやっと‘りうら’がないくんを好きになっていることに気がついた。
いや、気づいていないふりをしていただけだったのかもしれない。
ないくんに告白してもらった時に、心から嬉しかったのはわかっていた。
だけど優しい人に好意を持ってもらえていたのが嬉しかったのではなく、
本当はないくんに好意を持ってもらえていたのが嬉しかったのだった。
「…。」
「図星やろ。」
「な、っ…なんで…。」
怖かった。なんで、なんで。
今まで恋愛なんてしたことがなかった。だからわからなかった。
まだ小さいとき、親に虐待されていた。
時期に親に捨てられ、たまたま通りがかった兄貴に拾われた。
兄貴は裏社会で生きる殺し屋で、りうらも殺し屋になるために
沢山の訓練をして育った。
そんな生活で、生きるので精一杯。
誰かを本気で恋愛対象として愛することなんて考えたことなかった。
「…っ。」
「りうら最近、変わったから。
前より話すようになったし、なにかをしてもらうとお礼を言うようになった。
何があったんやろって思ってん。一番に思い浮かんだのがないちゃんやった。」
それで初兎ちゃんはないくんに接触し、りうらが変わった理由を突き止めた。
それだけだ。それだけだったのに、なんでこんなに胸が締め付けられる?
「…恋愛すんのは別にええんよ。でも、相手はターゲットやろ。本当に殺せるん?」
「…っ。殺すよ…。」
「…ほんまにできるん?俺はもし悠くんを殺せって言われたら殺せへん。」
初兎ちゃんはりうらの肩をポンッと叩き、部屋を出ていこうとした。
「今ならまだ、ないちゃんを恋愛対象として見ることやめれるんちゃう?
…まぁ、これはあくまでも僕からのアドバイスや。」
バタンッ
部屋にドアが閉まる音が響く。
それと同時にりうらの心にヒビがはいった気がした。
ポタッ ポタッ
「ないくんを…っ…殺す…?…やだよっ…やだ…」
考えるだけで涙が溢れていく。
それだけりうらはないくんを好きになってしまっていたのだった。