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フェルナ:「さて、魔晶石も手に入れた事だし、魔法をひと通りやっておくかな」
そう言いながら自分の部屋に入り魔晶石を引き出しにしまった。
フェルナ:「まずは基本中の基本、魔力の循環ね。これができなきゃ始まらないわ」
そう言いながら手を合わせ、目を閉じて集中した。すると、フェルナ様の周りにキラキラと光る何かが漂い始めた。
フェルナ:「よし、前世でやったから難なくクリアね。次は、、」
そう言うと、花瓶に入れられていた変えられていないしおれた花に手をかざし集中した。
フェルナ:(治れ)
その瞬間、枯れた花はみるみるうちに元気を取り戻し変えられたばかりのような状態になった。
フェルナ:「よし、完璧ね。後は前世でやった魔法をもう一度やって慣らしておこう」
7回目の人生では魔法の才能があることが分かり、厳しい訓練で17歳という最年少で一級魔法使いになった実力者だった。ある事件がきっかけで禁忌呪文に手を出したと言われるまでは今までで1番幸せだったかもしれない。
フェルナ:「じゃあ片っ端から片付けるわよ〜」
こうしてその日は過ごすのだった。
メイド:「皇女はまた寝坊ですか?💢」
ドアを強く叩く音でフェルナ様は目が覚めた。
フェルナ:「ふわぁ〜あ」
メイド:「何呑気にあくびなんかしてるんですか💢今日の朝食は陛下と食べる日でしょう💢」
フェルナ:(相変わらず生意気ね)
メイド:「早く準備してください。私が怒られるんですから」
フェルナ:「はぁーい」
いつものように1人で身支度を済ませようとフェルナ様は、ドレッサーの前に座った。
フェルナ:(そういえば魔法に自分の体を洗えるのがあったわね)
人の気配がないことを確認したあとフェルナ様は目を閉じ集中した。
フェルナ:(髪はハーフアップで桃色のリボンを付けて、メイクはめんどくさいからなし。服は白の動きやすい感じのやつ、、でも気品があるやつだからあれね)
そう思いながら着々と魔法の力によって準備がされていった。
フェルナ:「よし、準備万端!今回の朝食は飲み物に変なものが入ってたのよね。気をつけよう 」
そう言って扉を開け大広間に向かった。