⚠注意喚起⚠
cp⇢☔🍍
地雷さん🔙推奨
BL注意
キャラ崩壊注意
誤字脱字、初心者注意
運営さん大好きです!!
微R注意(ホントにまじの微です)
HnSide
中学の中で次の一歩を踏み出したあの日。
今日は、こさめの高校の入学式だ。
一番に。
誰より早くこさめにお祝いを伝えたい。
だから昨日、
一緒に高校に行きたいと連絡した。
ピーンポーン♪
Hn『来た!!!!』
早く会いたくて、階段を駆け下りる。
Hn『こさめっ!!』
Ak『なつくん、おはよ。』
高校生らしく、落ち着きをまとった雰囲気。
スタイルも良く制服がとても似合っている。
Hn『かっこいい……』
Ak『も~なつくんったらw』
Ak『本音漏れちゃってますよ~w?』
慌てて口を押さえる。
声に出てるなんて想定外。
顔が堪らなく熱く、額に汗が滲む。
Ak『ぁ、れ…ガチだった…?』
俺の熱が伝染したかのように、
こさめの頬がみるみる桜色に染まっていく。
Hn『進学おめでとっ!!早く行こっ!!』
恥ずかしさを誤魔化すように、出発を促す。
ここでもう一歩踏み込んで。
自分の思いを伝えられたらな。
Ak『うん。行こっか、笑。』
高校生になった君が
取られてしまわないうちに。
ちらり。と隣を歩く君を見上げる。
俺だって身長伸びたけどまだ、届かない。
ふと、あることに気づく。
Hn『こさめ、ネクタイは?』
Ak『あ、そうそう。こさめの学校自由なの。』
Ak『だからさ…』
こさめはごそごそ。と、
通学鞄から日本のネクタイを取り出した。
Ak『なつくん、選んでよ?』
明るい水色と、落ち着いた茶色。
俺は迷わず、水色を選ぶ。
君の瞳の色。
俺の大好きな色。
Hn『こっち。』
Ak『お!!や~っぱ気合うね~』
俺はネクタイをきゅっと握りしめて。
こさめに近づく。
Ak『へ…?ちょ、なつくん?』
Hn『俺がやってあげる。』
人のネクタイを結ぶのは得意だ。
いつも第1閉めてくれてるから、お返し。
いや、仕返しかな、笑?
見上げるとこさめと目が合った。
Ak『っ…///』
Ak『あんまこっち見んといて…?///』
こさめが照れてる。
俺のせいで。
凄く嬉しくて、つい頰が緩む。
Hn『はいっできた。』
Ak『ん…//』
Ak『急にびっくりした…/』
いつも格好いいけど、今は愛おしい。
そんな君ともう一歩先に行きたくて。
俺はネクタイを引っ張った。
君の顔が近くなる。
息が顔にかかる程に。
唇を君の顔に近づける。
でも、後ちょっとだけ届かなかった。
勇気と、身長が。
そのまま仕方なく、見つめ続けた。
Ak『な、つくん?//』
Hn『こさめっ…ごめっ…』
我に返る。
自分が何をしてるか認識し深く後悔する。
離れようとして手を離すと、抱き込まれた。
Hn『へぁっ…!?///』
完全に予想外。
いたたまれなくて、すぐに逃げ出したい。
耳元で、こさめが呟く。
Ak『なつくんっ…なんでこんなことしたの…』
こさめが、好きだから。
近づきたかったから。
そう言える筈もなく、
何かを堪えるような君の顔を見つめる。
Ak『こさめ、勘違いしちゃうよ…?』
困ったように君は微笑む。
どういう勘違い?
俺がこさめを好きだってこと?
それならそうで構わない。
むしろそうであって欲しい。
Ak『何で頷いてんの…笑』
Hn『ごめん、こさめっ…』
少しの沈黙。
こさめが、意を決したようにこちらを見る。
Ak『…こさめなつくんのこと好きだからさ。』
Ak『急に距離詰められたり、』
Ak『思わせぶりな行動されると…』
Ak『期待しちゃうよ。』
…嘘。
すき?
何で。そんな事言わないで。
嬉しすぎて、泣いちゃうから。
Ak『あぁ、なつくん泣きそうな顔しないで…』
Ak『分かってるよ、なつくんは…』
Ak『なつくんは俺の事好きじゃないよね。』
違う、違うよ。そんなんじゃないのに。
上手く言葉が出なくて。
Ak『じゃ、俺行くね。ごめんね、なつくん。』
去ってしまいそうな君を、何とか捕まえる。
Hn『こさめっ、違くて!!』
Hn『俺も、こさめのことが好きで…』
Hn『嬉しすぎて…』
Hn『ごめん…上手く言えなかったの…』
こさめは目をまんまるにした後、
顔を押さえて、しゃがみ込んだ。
Hn『ぇ…こさめ?』
Ak『あ゙ーーまじで…?』
Ak『まって、無理かも…嬉し…///』
こさめは耳を真っ赤に染めて俺を見つめる。
Ak『なつくん。』
こさめは立ち上がって俺の手を取る。
Ak『こさめと、付き合って下さい。』
ずっと、待ち望んでいた言葉。
返事なんて、決まってる。
Hn『はいっ!!』
Ak『ふふっ…』
Ak『こさめの高校生活幸先良すぎるわ…』
Hn『ぇと、行ってらっしゃい、頑張って!』
Ak『うん。あ、一つ忘れてた。』
こさめは俺の顎に手を添えて。
額に、口付けをした。
Hn『こさめっ…///』
Ak『ばいばいっ♪』
恥ずかしさと嬉しさが綯い交ぜになる。
後ろ姿を見送っていると、君が振り向いた。
あざとく唇に人差し指を当てて。
Ak『なつくん、口はまた今度ね?』
Hn『っ~~~~~~!?///』
何も言えないまま、罪な後ろ姿を見送った。
初めての予約が君だなんて、嬉しすぎる。
俺はその時を、何時までも待っていようと、
心に決めた。
主から!!
何か終わりみたいになっちゃった(汗)
一様まだ続く予定です…笑
ちょっと長すぎた(2270字)、ごめんなさい!!
コメント
3件
めっちゃすき〜! 2000文字はスゴすぎ!