神なんて死んじまえ。

前回の続き。

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??? side

もし、時間を巻き戻せたらって考えたことない？、もし、時間を巻き戻せたなら、あの時ああしてた、とか、もう少し努力したとか、思ったことは無い？？

皆は完全には闇に飲まれてないみたい、

凄いなぁ、凄いなぁ。

スマイルの気持ち分かるよ、今なら。

闇に飲まれた方が楽なんだよね。

スマイル、あの時殴ってごめん。

スマイルは俺がなんでワイテルズの為に頑張ってきたかわかる？、

家族が心中してからもう粉々になる命を目の前で見たくなかったからだよ。

Kn?「……スマイル、終わりにしようよ。」

Sm「…お前の変わっちまった性根叩き治してやるよ。」

スマイルはそうやって死神のようなでかい鎌を担いだ。

Kn?「家族に鎌向けるなんて正気じゃないね。」

Sm「その言葉そっくりそのまま綺麗に返してやるよ。」

スマイルが持ってる鎌は俺が持ってる斧よりも遥かに禍々しい魔力ではない何かが出ていた。

本当にスマイルは魔力が1ミリも流れていないんだ。

Sm side

今のきんときはきんときじゃない。

きっと昔の俺と同じ顔をしている。

助け出せないような、苦しそうな顔してる。

なのに、自分は今置かれてる状況を無理にでも幸せって言う言葉にねじ曲げて。

許せない。

今物凄くきんときがあの時俺の事殴った気持ちが分かったよ。

俺だってもうきっと長くねぇ、…だったらお前の今考えてるもの全部否定してから死んでやるよ。

きんときはある程度魔力あるんだから生き残れよな。

Sm「……マモン。」

Ma「なんだよ。」

Sm「俺の心臓の血、あげるよ。」

マモンは優しいな、どんだけマモンが血が欲しくても心臓だけは手を出さなかったんだ、ほんとに悪魔か気になるところだよ。

Ma「……そんなことしたら青色の目のやつ半狂乱になって自分刺すぞ。」

Sm「それを止めるのがマモンの仕事だから。」

Ma「……。」

我儘でごめんな。

……神が助けてくれりゃいいんだけどな。