【【君と出会える日に光栄を 】】
私の名前は「櫻井 由花 (さくらい ゆはな)」
中学1年生.
「眠過ぎてノート取れない …」
いつもの寝不足で、今にも寝てしまいそうな
今日。自分が何を書いているのかも正直
分からない。
「じゃあワーク点検するぞ 〜」
「うそ、やって来てない」
急に目が覚めた。よりにもよって
怖い先生の授業だ。きっと怒られる
もうそろそろ先生が私の席にきて点検をする
「ほら、櫻井ワークは? 」
「忘れました…。 」
「お前なぁ、これで何回目だ!」
私はよく忘れ物をする。もうワークを忘れる
のも今日で5回目だ
「すいません…」
「来週までにはやってこい!じゃないと
反省文だからな! 」
めんどくさい。でも、まだ時間はある
キーンコーンカーンコーン …
チャイムがなり、教室を移動する__
「由花〜!」
後ろから声をかけられる。
この声は優(ゆう) 幼稚園児からの幼なじみで
親友。
「ね〜。さっきの授業眠かったでしょ!」
「うん、寝不足で……」
「何時に寝たのさ〜!」
他愛ない会話を交わす。
教室に着き、帰りの学活の準備をする
「「さようなら〜」」
と、私は体育館に向かう
ジャージに着替えて、支度をしていると
「おい、櫻井居るか〜?」
監督の声だ。なんだろう、怒られるのかな
「はい?」
「お〜、ちょっといいか?」
不安と疑問が私を包む
特に心当たりは無いが、何か監督の
気を触ることを言っただろうか
「このラケット、運ぶの手伝って欲しいんだ 」
なんだ、そんなことかと一安心
「分かりました。
ステージに運んで良いですか?」
「おう、ありがとな」
「ふう、」
ラケットを運び終え、スタート位置に移動
する。
「それじゃあランニングから!!」
面倒臭いという気持ちが込み上げてくるのが
分かる。
体育館を10分も走るのだ。
人によるが、私は体力が少ないため最期ら辺
では倒れそうになっている
「 は ぁ っ… はぁ……!」
休んだら怒られるため、意地でも走り続ける
【ぴぴぴっ】
タイマーの音がなり、5分休憩を取る
__________
「「ありがとうございました!」」
部活が終わり、帰宅途中
誰もいない公園に寄った
_ブランコに乗ろうとしたら先客が居たそうで
帰ろうとした。
「なあ」と声をかけられる
「えっ、私?」と、戸惑いを隠せなかった
「お、俺の事見えるのか? 」
どういうこと?幽霊なの?なんで私はこの人が見えるの?困惑状態だった。
「は、はい、」
「うれしーな。あ、俺は海斗。数年前に∥んだ。でも、なーんか上手く成仏出来なくてな 」
「へ、へぇ……私は由花。櫻井由花です」
「由花…いー名前だな」
「あ、ありがとう、」
「ねえ、海斗さん?ってさ___」
少し間が空いた後、問いかける
「どうして∥んだの?」
「俺は親友の自殺を阻止しようとして。そしたら俺が屋上から落ちて死んだんだ〜…アホみたいだよな笑」
「そっか……」
いい人なんだな、他の人を庇ってまで…。
なんだか考えると泣きそうになってしまった
「じゃー、由花ってー、__」
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