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この地球に生物が誕生したのは、全て生物に都合がいいからというわけではない。
この地球という星が、我々が生まれるのに都合がいいと思わせるほど、生物が適応したのだ。
ある時、人間は宇宙の観測途中、不審な惑星を発見した。燃え盛る炎のようなそれは、やがて他の惑星を捕食するかのように包み込み、1つになった。世界中がこの現象について議論を重ねるが、原因は不明のままだった。
翌年、この惑星は「ウロボロス」と命名され、本格的な調査が開始された。すると驚くべきことに、ウロボロスは惑星を吸収しながら、太陽系へと直進していることが判明した。この調査の第一人者であるF博士はこう綴った。
「この地球に生物が誕生したのは、全て生物に都合がいいからというわけではない。
この地球という星が、我々が生まれるのに都合がいいと思わせるほど、生物が適応したのだ。ウロボロスは惑星でも現象でもない。この宇宙という環境に適応した生物なのだ」と。数十年後、地球は炎に包まれた。
コメント
1件
読み終えたわ。冒頭の「地球が都合がいいからじゃなくて、生物が適応したんだ」っていう逆転の発想、めちゃくちゃ刺さったわ。ウロボロスが惑星でも現象でもなく「宇宙に適応した生物」ってオチも痺れる。SF好きとしては、このスケール感とアイデアの鮮烈さにやられた🔥 続きが気になりすぎる!