伊月「ここが彩月の家?一軒家に住んでるんだね」
彩月「うん、アパートか団地だと思った?」
伊月「まぁ、多少…」
彩月「そっか…まぁ、入りなよ」
伊月「え?あ、お邪魔します」
(女の子の家は何度か行ったことあるのに彩月の家だと妙に緊張した)
伊月「結構広いんだね先生の家って」
彩月「そう?伊月ちゃんの家も広いの?」
伊月「いや~、私は先生の家より狭いです…」
彩月「そっか、とりあえずそこに座ってて、お茶用意してくるから」
伊月「ありがとうございます」
伊月(何だこの緊張感…優奈の家に行ってる時はなにも感じなかったのに…先生の家ってなると…いや、深く考えるな私!いつも通り居れば…!)
彩月「お待たせ~、ごめ~ん、お茶がなかったからコーヒーにしちゃったけど、伊月ちゃん飲める?」
カチャ
伊月「ありがとうございます!」
彩月「…ねぇ、伊月ちゃん…私たち付き合ってるけど…呼び捨てでも良いような気がするんだよね」
伊月「えっと、つまり、彩月先生じゃなくて、彩月って呼べば良いの?」
彩月「うん、私は伊月ちゃんじゃなくて伊月って呼ぶから」
伊月「何か…照れくさいな…」
彩月「そうだね~でも学校ではいつも通りに接しようよ」
伊月「だね、距離も近すぎたりすると噂になりそうだし、学校では控えるようにするよ」
彩月「その方が言いかもね、学校以外では今みたいな感じで過ごそ?」
伊月「ですね」
(何て会話をしていたら、いつの間にか外も暗くなってきて少し風も出てきた)
伊月「あ、もう18時だ、帰らないと」
彩月「そろそろ帰らないとお母さんも心配するからね」
伊月「はい、だから今日はこの辺で~」
彩月「伊月ちゃん…」
伊月「どうしたの?さつk…」
チュ
伊月「ッ…!」
彩月「ンッ…」
伊月「い、いきなりなんですか!?」
彩月「私の挨拶だよ」
伊月「は、はぁ…」
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