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目覚まし⏰
ん……もう朝。
重たい体を起こし、準備をする。
ほんとは、朝は苦手。
でも、バスに乗るため頑張ってる。
今の職場は日勤専門。たまに、残業はあるけど。
お弁当作るついでに、つまみながら朝ごはんたべる。
そしてシャワー浴びて、軽くメイクと髪をセットする。
6時55分
さぁ。いきますか。
いつものバス停。
少しして、バスがきた。
良かった。今日も岩本さん。
いつものように最後におりて、行ってらっしゃいと行ってきます。この会話。昨日と同じやり取り。
職場につくと、同僚の絵里が、メイク直しをしていた。
○○「どしたの?」
絵里「ちょ、今日から入る新人が、やばいくらいイケメンなの!!」
なるほど。でも、絵里、今日入浴介助じゃん…メイクする意味…笑。
私はいつもの様に、制服に着替え、事務所へ行く。申し送りノートや出勤簿、今日の利用者などの確認をする。
新人「あ、お、おはようございます。今日からです。よろしくお願いします。」
○○「あ、こちらこそ。進藤です。」
新人「あ、深澤といいます。すみません名前…」
どうやら、緊張してるみたいだな。たしかに、顔は悪くない。優しそうな人だな。
部長「あ、ちょうどよかった、進藤さん。今日からの深澤さん。進藤さん、新人教育お願いね?」
○○「え?私ですか?」
部長「そう。今月、○○さんの勤務に合わせて入ってもらうから。深澤さん、進藤さんについて、教えて貰って」
深澤「はい!進藤さん、よろしくお願いします。」
○○「わかりました。じゃあ、とりあえず今日の業務の確認と説明からしますね」
今日私がする業務のタイムスケジュールを一通り説明する。
○○「介護の経験は?」
深澤「初めてです。」
○○「なんでこの仕事に?」
まだ他にあっただろうに…
深澤「何か、手に職をと思って、たまたま目に入ったのが介護職だったんで。人の役に立つ仕事だし、いいかなぁって。」
○○「そっか。」
一通り、午前中の業務を終え、昼休み。
新人教育しながらだと、なんか、倍疲れるな。
深澤「進藤さん、手作りお弁当ですか?凄い…」
○○「そう?笑。余り物とか入れてるだけだよ(笑)」
昼ごはん食べたあと、ちょっとゆっくりして、午後からはレクリエーションの時間。どんなゲームしようかなと考えながら、道具部屋を案内し、説明していく。
深澤「面白そうですね!」
まだ少しレクリエーションするには早いけど、実際のゲームがどんなか体験してもらおうと、早めに開始した。
深澤「え?すごくない?(笑)」
○○「意外とね、みなさん、やるのよ(笑)はい、じゃ、今日から仲間になったイケメンの深澤さんにも、やってもらいましょ!」
そう言って、ゲームに参加して貰った。
利用者さんたちも拍手したり、頑張れといつより声もでてた。
深澤「よし!いけ!」
しっかり決めると、利用者様たちも盛り上がった。
深澤「やっぱ俺すごいでしょー?かっこいい??惚れたー?(笑)」
なんて調子に乗って利用者様に話しかけてる。まだ初日なのに。
○○「そんな簡単に惚れるわけないでしょ!(笑)甘く見てもらっては困りますねー(笑)」
と、煽ると、利用者様も大爆笑。中にはそうそう!とのる人も(笑)
○○「さっきのはまぐれってこともあるし、もう1回お願いします(笑)」
深澤「わかりました!今度は1回で決めます!」
なんて強気な発言で、はじまる。
残念なことにあと一歩(笑)
深澤「あー!くそぉ!!(笑)」
利用者様も大爆笑して、すごい盛り上がったレクリエーション。
最後は軽く体操して、深呼吸しっかりして終わった。
新人さんは会社に業務日誌を書かなくてはならないから、私が記録をする間、書いてもらうことに。
そんな感じで初日は終わった。
それから数日、ホール作業の指導というか、説明は一通り終わった。
レクリエーションは相変わらず盛り上がる。