bigbang
↳今回は今までの話を読み返した方が分かりやすいです…。
あらすじは一応簡単に書いてます。
…第一話〜第三話のタプ視点ver…
前編
〜今までの振り返り〜
第一話 スンリ
↳スンリが裁判に勝ち、久々に
bigbangメンバーと会わないかとジヨンが提案して…。
裏ネタ?
スンリの別名、V.I(日本での活動名)
V.I=VICTORY(勝利・勝つ)→裁判に“勝つ„
第二話 再開
↳スンリを迎えるためヨンベとジヨンが準備。
買い終えた時、見覚えがある男性に遭遇。
また別の日、スンリにサプライズを…。
第三話 再開Ⅱ
↳サプライズを終え、眠りに落ちる。
その後、ヒョンに会う夢を見る。
でも本当に夢だったのだろうか…。
ジヨンの提案でスンリがbigbangに戻って…。
第四話 懐かしの人
↳ある日、ヨンベがヒョンからの手紙を見つける。その手紙には「いつもの場所で会おう」。
カフェへ向かうとヒョンがいて…。
第五話 懐旧の友・過去
↳ヒョンと久々に話す。
だが、サセンが来てタプの家へ泊まらせてもらうことに。寝つく前、考え事をしていると、
いきなり視界が暗くなり…。
‼️タプ視点‼️
〜第一話 スンリ タプ視点ver〜
🔝「はぁ…やることがない…」
bigbangを脱退してから社会から孤立して生きてきたため、当たり前のようにやる事が無かった。
🔝「…作曲する…か?」
俺が唯一やることと言えば、作詞作曲。
でも流石に毎日やるのは飽きてきた。
🔝「今日は…テレビでも見てゆっくりするか。」
俺は息抜きにでも…と腰掛け、テレビのリモコンを手にした。
俺がテレビの電源を付け、番組を探っていたとき、ある番組にはっとした。
🔝「スンリ…?」
まさかと思い、ニュース情報アプリを見た。
“元bigbang スンリ(34)…裁判が今日„
と記載されていた。
信じられずに何度目を擦っても、事実は変わらなかった。
🔝「スンリ…」
俺は携帯を閉じ、もう一度テレビを見た。
いつの間にかスンリの方に目が固定されていた。
そして俺は画面越しのスンリにこう言った。
🔝「スンリ…勝ってくれ…」
と。
もうすぐで裁判の結果が分かる。
逸早く見ようと、何度も何度も更新した。
その時、やっと結果が表記された。
勝訴。
思わず泣いてしまった。
それと同時に、一つ期待が芽生えた。
まだ確定だとは言えないが、
彼がまたbigbangに戻って
一緒に活動してくれる事を心の奥底から望んだ。
そしてまだ確定ではない事に俺は呟く。
🔝「bigbangを…頼む」
〜第二話 再開 タプ視点ver〜
スンリの勝訴の後日、俺は彼に連絡しようとした。
おめでとう。と、一言でも言いたかった。
が、少し引っかかった事があった。
もう俺には関係無いんじゃないか、
送っても意味がないんじゃないか、って。
🔝「…もう俺はbigbangには必要がない。」
俺はそう言って、連絡するのを辞めた。
—翌日—
🔝「….」
ずっと家に居るのもしんどかった。
このままいれば、気が病みそうだ。
🔝「気分転換にでも、買い物に行くか…?」
そう言って早速体を起こし、外へ出る準備をした。
もちろん、全身を黒で覆って。
🔝「…来たは良いものの、何を買おうか…」
ぶっちゃけ、何を買うかは一切決めていない。
🔝「まぁ…面白そうなものを買うか…」
そう決めて、俺は中に入った。
その時、見覚えがある二人がいた。
そのうちの一人が、少し小さくジャンプして
もう一人の事を呼んでいた。
?「どうしたの?」
?「これ、パンダのケーキみつけた。」
?「おお!流石、やっぱり仕事がはや…い…。ヨンベ、?これはレッサーパンダ。」
🔝「ヨンベ…?」
?「でもパンダって書いてある。」
ヨンベ…ヨンベ…。
俺ははっとした。
ヨンベとジヨンだ。
バレてはいけないと思い、別の店へと素早く移動した。
🔝「ジヨン…ヨンベ…。」
懐かしかった。
本当ならば久しぶりとでも言って、抱きしめたかった。
でも俺にはそんな勇気などなかった。
連絡すら取れていないのに出来る訳が無い。
そう思っていると、前から甘い匂いがした。
ふと前を向くと、菓子屋があった。
俺は思わずその菓子屋に飛び込んだ。
甘党な俺には幸せだった。
🔝「…これ、美味しそう…」
俺は色々なお菓子を手に取ってみた。
夢中になっていると、外はいつの間にか暗くなっていた。
🔝「菓子屋でこんなに時間を潰したのは初めてだよ…」
少し恥ずかしく思いながらも、俺は帰ろうとした。
出口に向かうと、そこには…
ジヨンとヨンベがいた。
俺は彼らがまだいることに驚き、一瞬足が棒のように動かなくなった。
🔝(だめだ、気付いていないフリを…)
俺はすぐに彼らの横を通り抜けようとした。
だが、どうにも視線を感じる。
少し横を見ると、彼らが俺の事を不思議そうに見ていた。
🔝(バレ…てる…?)
俺は少しペースを早め、出口に向かった。
—家—
変に汗をかいてしまった。
🔝「バレたか…?いやバレてないのか…?」
俺は不思議で仕方がなかった。
気にしないでおくのが楽なのかもしれない。
…
🔝「今日は疲れたし、もう寝るか…」
そう言って、俺は眠りに落ちた。
〜第三話 再開Ⅱ タプ視点ver〜
🔝「ん、はぁあ」
俺は目を覚まし、目を擦った。
🔝「ふー、寝た気がしない…」
そう言って、時計を見た。
その時計の針は四時を指していた。
🔝「そりゃ寝た気がしない訳だ…」
俺はもう一度寝ようとした。
が、上手く寝付けなかった。
🔝「ん”…」
🔝「寝れない…」
どうしても寝れなかった。
そして気分が悪い。
家にいるのも退屈で仕方がない。
🔝「う”ぅ…久々に…あそこ行くか」
あそことは、カフェのこと。
とても静かで気持ちが安らぐ場所だった。
寝ぼけながらも、俺はカフェに向かった。
肌寒くて、徐々に俺は目を覚ましてきた。
カランカラン…
俺はカフェの扉を開き、いつものテーブルに向かおうとした。
そしたらどこからか視線を感じた。
俺が周りを見渡すと、見覚えがある人物がいた。
その時、その人物が言った。
?「ヒョ…ン….?」
どうにも聞き覚えのある声。
…もしかして
….ジヨン、?ジヨン….なのか?
俺は思わず彼の名を呼んだ。
🔝「ジヨン…?」
その瞬間、彼の方から大きい音がした。
ドンッ!
俺は驚き、彼の方に向かった。
ジヨンが倒れていた。
パニックになりながらも、まだ息をしているか確認をした。
🔝「…飲みすぎか」
彼の口からは酒臭い匂いがした。
恐らくパーティーか何かをしていたのだろう。
🔝「…ここに放って置くのもダメか…。」
🔝「ジヨンの家まで送るか」
俺はそう言って、ジヨンをおぶった。
🔝「…」
俺は店の出口に向かった。
そしてオーナーに声を掛けた。
🔝「失礼します….。」
そしてオーナーは察したのか、こう言った。
☕️「 お気を付けて」
と。
俺はオーナーに小さく頭を下げた。
—彼の家—
俺はまだ合鍵を持っていたため、中に入ることができた。
ガチャ
🔝「…」
その時、信じられない光景があった。
ジヨンの他、スンリ、テソン、ヨンベまでいた。
今にも泣きそうになった。
まるで生き別れの家族に会ったかのような複雑な気持ちだった。
だが、ずっとここに居る訳にはいかなかった。
ジヨンを下ろし、寝転ばせた。
🔝「おやすみ」
俺はそう言って、家の外に出ようとした。
🔝「…」
俺はまだどこか名残惜しかった。
久々に、彼とゆっくり話したい。
そんな思いがあった。
でも…。
彼はまだ俺の事を好きで居てくれているのだろうか。
いや、どうしても彼と話したい。
チャンスは今しかない…
そう思い、手紙にこう書いた。
「いつもの場所で会おう」
終わり方雑ですみません!
前編・後編に分けようと思います…。
コメント
9件
続きがすごい楽しみすぎます!!! タプさん視点も書いてくれるなんて、、ほんとに嬉しいです
続きがめっちゃ気になります!! めっちゃ好きです😊
うぐぅすきです、…